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デンマークで読んだこと、聞いたことと、考えたこと

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読んだ本のレビューや、新聞、ラジオなどで読んだり聞いたりしたこと、実際体験したことから、デンマークの社会に関することを伝えたり、考えをまとめたりするノートです。
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#子育て

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セシリエ・ノアゴー著『デンマーク発 ジェンダー・ステレオタイプから自由になる子育て 多様性…

さわぐり
1年前
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お知らせ:オンライン・トークイベント

京都にある絵本書店、絵本のこたちさんとのオンライン・トークイベントのお知らせです。 2022…

さわぐり
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わたしは女でなくただわたしでいたかった

「自分の性別をいつも意識していますか」とたずねられたら、あなたはどう答えますか。 幼い頃…

さわぐり
1年前
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デンマーク発 ジェンダー・ステレオタイプから自由になる子育てー多様性と平等を育む…

7月に図書出版ヘウレーカさんから拙訳が出版されます。 『デンマーク発 ジェンダー・ステレ…

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2年前
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罪悪感を持ち続ける親たち

子どもに一緒に遊ぼうと誘われて、遊ばないと言ったら(その理由が家事であろうと、ただ自分の…

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4年前
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自分らしく生きたある若い女性の話、としてのリンドグレーン。【その2】

出産と別れコペンハーゲンに降り立ったアストリッドを出迎えたのは、ステウンス夫人の息子カー…

さわぐり
5年前
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自分らしく生きたある若い女性の話、としてのリンドグレーン。【その1】

公共図書館で働いていた時、保護者から一番よく尋ねられたのは、『アストリッドリンドグレーンの作品がどこにあるか』だった。もっともよく尋ねられた作品は「はるかな国の兄弟」と「山賊の娘ローニャ」。ピッピやエーミルも大人気なことは間違いないが、特にこの二つの作品は、子どもとぜひ一緒に読みたいと思う親が多い。デンマークの作家ではない彼女の作品は、児童図書館でアンデルセン以上に圧倒的なポジションを確立している。 正直に告白すると、あまりにもよく知られている作品であるにもかかわらず、わた

"The Danish way of parenting"を読んで - デンマーク人の子育てと幸福感

近年でこそ他の北欧諸国にその座を譲ってしまったが、デンマークは1973年の調査から40年以上「…

さわぐり
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