【SAP】Climate21
SAPジャパン・鈴木社長の年頭所感を読みました。
インテリジェントエンタープライズ化によるDX加速を支援--SAP・鈴木社長
私が興味を持ったのは、「Climate21」と言うSAPのサービス。
このサービスは、二酸化炭素(CO2)排出量を計測して可視化し、SAP導入企業の気候関連の目標達成をサポートするためのプログラムだそうです。
鈴木社長の話では、全世界の商取引の77%が何らかのSAPシステムを経由しているそうです。
それをうまく利用して、CO2排出量を可視化してモニタリングすることで、どういうプロセスに変えるとCO2を削減していけるかということを明らかにできると言うことのようです。
CO2削減は人類にとって、とても大切かつ喫緊の課題と言っていいでしょう。ただ、そのアプローチが、「ガソリン車をxx年までに廃止」と言った大雑把と言うかセンセーショナルなものが多い印象があります。
それは本当に正しいアプローチなのか一番効率的なやり方なのかをもう少し冷静に議論したほうがいいように感じます。
その点、Climate21は、現実の商取引をトレースして削減策を検討できる点で地に足が付いた効率的なアプローチができるように可能性を秘めていそうです。
引き続きこのプログラムについては、注目していきたいと思います。
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