【0から始めるebay輸入 Part.5】 リサーチ初級編:ヤフオク!オークファンを使ったリサーチ方法
こんにちは。サワダです。
このページは【0から始めるebay輸入】のPart.5になります。
※全10パートで公開予定です。
今回は実際に『ebayで仕入れる商品をヤフオクからリサーチする方法』を解説していきます。
「ebay輸入って何?」という方は、Part.1をご覧になる事をオススメします。
前回のPart.4では、ヤフオク!の効果的な商品ページ作成方法についてお伝えしました。
不用品販売を開始した人は、出品を通じて大分販売のイメージがついてきたのではないでしょうか。
出品が出来る様になったら、次は売れる商品をリサーチして仕入れる準備を行いましょう。
リサーチこそがebay輸入の核となり、利益を出す為にとても大切な作業になります。
Part.5では『ヤフオク!とオークファンを使ったリサーチ方法と基準』を、Part.6ではより実践的な『売れる商品から売れる商品を探し出すリサーチ方法』を解説していきます。
まずは、リサーチサイトであるオークファンに登録して準備を進めましょう
1. リサーチサイト『オークファン』に登録しておこう
オークファンとは、ヤフオク!を中心としたオークションサイトの販売データを調べる事が出来るサイトになります。
・過去にどれだけ商品が売れたか?
・どの時期によく売れたか?
・平均販売価格はいくらか?
・今現在の出品者は何人か?
など、調べることが出来るサイトです。
オークファンを利用して不必要なリサーチ時間を省き、多くの商品をチェックする事でより売れる商品を見つけやすくなります。
オークファンを利用するには会員登録を行いますが、機能が乏しい「無料プラン」や必要以上に高機能な「プロPlus会員」(月額10,000円)は不要です。
ebay輸入では月額908円(税抜)の「プレミアム会員」で十分です。
オークファンは初月無料なので、月初の登録がオススメです。
他プランとの機能比較や詳細の機能はコチラ
登録方法も簡単で、メールアドレスとパスワード・支払用のクレジットカードを登録するだけです。
リサーチ前に、オークファンの登録を済ませておきましょう。
2. 仕入れ候補商品とヤフオク!でのリサーチ方法
基本的にリサーチはオークファンを利用します。
しかし、オークファンでは仕入れ候補商品がまだ無い状態だとあまり効果的にリサーチが出来ません。
そのため、一番最初の仕入候補商品はヤフオク!から探してきます。
次から、仕入れ候補商品がどんなものか見ていきましょう。
2-1. ebay輸入で取り扱う商品とは
ebay輸入で取り扱う商品は『新品のメーカー輸入品』になります。
例)
・ファッション … Supreme、Oakley
・電化製品 … Dyson、BOSE
・スポーツ用品 … NIKE、adidas
国内メーカーの場合でも、海外でしか展開していない商品もありますので対象となります。
ここで注意すべき点は、誰もが知っている有名ブランド品だけではなく、あまり名前の知られていないメーカー商品も仕入対象になります。
ebay輸入ではオークファンを利用して、需要と供給のデータを確認した上で仕入れを行います。
知らないブランドだからと思っても、需要が多い売れ筋商品はたくさんあります。
自分が知らないからといって、対象から外さない様にしましょう。
また仕入れる商品は新品のメーカー製品の為、商品の質は一定となります。
中古商品はモノにより品質が異なり、価値も変わってくるためebay輸入では扱いません。
2-2. ヤフオク!から仕入候補商品をリサーチする
それでは「新品のメーカー輸入品をヤフオク!からリサーチする方法」を解説します。
まずは、ヤフオク!トップページにアクセスし「+条件指定」をクリックします。
指定する条件は、「キーワード:海外製」・「タイトルと商品説明」にチェックを入れます。
タイトルには海外商品の記載が無くても、商品説明欄に記載している場合もあるので、「タイトルと商品説明」を選択してから検索しましょう。
検索結果が出たら、商品ページを見てみましょう。
商品ページを見てもタイトルにキーワードの「海外製」と表示がありません。
しかし、商品詳細説明欄を確認していくと「海外製」と記載がありました。
「タイトルと商品説明」にチェック入れていたため、この商品も検索する事が出来ました。
ヤフオク!で見つけた商品を次にオークファンで需要と供給を調べ、問題が無ければebayから探していく流れとなります。
キーワードも「日本未発売」「海外限定」など工夫して絞り込みを行うと、いろんな輸入品を検索する事ができます。
2-3. リサーチするカテゴリは一部のみ
実際にリサーチする具体的なカテゴリは以下になります。
・おもちゃ、ゲーム
・ホビー・カルチャー
・スポーツ・レジャー
・自動車、オートバイ
・ファッション
・アクセサリー、時計
・事務、店舗用品
ヤフオク!の「+条件検索」ではひとつのカテゴリ毎に検索が可能です。
また、全体検索の後に左側に表示される、「カテゴリ」をクリックして絞り込む事も出来ます。
・「海外製」キーワードで、一旦全ジャンル検索
↓
・「ファッション」カテゴリを調べる
↓
・戻って「自動車、オートバイ」カテゴリを調べる
↓
・戻って「アクセサリー、時計」カテゴリを調べる
(繰り返し)
以上の方法で検索すると、効率良くリサーチする事が出来ます。
以上が、ヤフオク!から仕入候補商品を見つける方法となります。
3. オークファンから仕入れ候補商品をリサーチする方法
仕入の対象となる輸入品をヤフオクで見つけたら、オークファンを使って需要(過去の販売実績)と供給(現在の販売数)の確認を行います。
データを元に自分が参入(相乗り販売)しても利益を出せるか判断を行います。
相乗り販売を行なっているヤフオク!セラー(販売者)は、同じ様に利益が出せる商品を別でも出品をしている事が多いです。
仕入対象商品から、それを販売しているヤフオク!セラーの出品リストもチェックして他の商品でも相乗り可能か判断します。
更に他の商品から他のヤフオク!セラーの出品リストを確認してどんどんと繋げていくことが出来ます。
リサーチの流れを図にまとめると以下になります。
図からも分かるように、ヤフオクで商品リサーチを行うのは最初のうちだけで最終的にオークファンだけで完結する事が出来ます。
今回は、「①輸入商品の需要と供給のチェック」方法を掘り下げて解説します。
②、③については次のPart.6で解説していきます。
3-1. 需要の確認方法
需要とは過去一ヶ月で落札された数になります。
落札数が多ければ多いほど需要があり、売れる商品であると分かります。
また、需要件数と共に合わせて落札価格も一緒に確認すると効率的です。
データの確認方法ですが、まずはオークファンのトップページにアクセスします。
次に「価格相場を調べる」になっていること確認し「キーワード」を入力して検索を行います。
検索結果を見るとヤフオク!以外も含んだ全ての落札相場となっているため、「ヤフオク!」をクリックします。
すると、ヤフオク!だけの落札情報が表示されます。
①平均価格…ページ内の新品・中古も含めた全商品の平均価格です。
②落札件数…ページ内の新品・中古も含めた全商品の落札件数です。
注意していただきたいのがこの検索だけでは、キーワードに該当した新品・中古・別商品も含め全ての平均価格と落札件数が表示されてしまいます。
その為、実際の需要は表示されている落札件数40件よりも少なくなります。
タイトルや商品ページを見て、新品の件数だけを数えましょう。
画像の場合、良く見てみると商品の付属品などセット内容が異なるため、別の商品としてカウントします。
本当に同一商品か確認する為に、商品ページの説明欄を確認して件数にカウントしましょう。
服や靴などの衣類の場合、サイズや色のバリエーションが多く存在します。
サイズが違えば需給も異なるので、全くの同一商品のみカウントするようにしましょう。
また、より細かに絞り込みを行うため、検索結果左側に表示されている絞り込み検索を行うことも効果的です。
中古品は対象外の為、新品の商品のみで絞り込む事も有効です。
検索の際に注意すべき点として、キーワードは3つ以内にする事が重要です。
あまりキーワードを増やしすぎると本来の需要件数より絞り込みしすぎて、件数を少なくカウントしてしまう恐れがあります。
以上の理由で検索キーワードは3つ以内にしましょう。
この商品の場合、追加キーワードを加えた事で過不足無く検索結果に反映されました。
絞り込みの結果、この商品は需要12件で落札平均価格29,700円と分かりました。
過不足なく検索するコツは、商品特性や型番・サイズ・特性を中心に何回か検索することをオススメします。
3-2. 供給の確認方法
需要が分かったので、次に供給を調べていきましょう。
供給とは現在出品されているオークションの数です。
こちらもオークファントップページから行います。
「お買い物をする」になっていること確認し「キーワード」を入力して検索します。
供給でも同じ様にヤフオク!をクリックして絞り込みを行います。
検索結果は7件と表示されました。
しかし詳細を確認た所、別商品2件含まれていたため5件が正しい供給数になります。
また出品している中で一番安い価格が29,800円となってます。
需要の平均価格が29,700円でしたので、現在出品している商品の最安値付近の29,700円で出品すれば問題無く落札されると予想が付きます。
以上が、需要と供給の確認方法となります。
4. 需要と供給の判断基準
需要と供給を見比べて問題無ければ、次のebay理リサーチに進みます。
判断基準は、需要が供給の2倍以上ある事が目安となります。
先程リサーチした商品の場合、需要12個・供給5個ありましたので基準クリアになります。
需要と供給の判断例は以下を参考にして下さい。
◆需要・供給の判断基準例
(◎:2個以上仕入れ可能、〇:1個のみ、×:NG)
◎ 需要10件:供給5件
◎ 需要6件:供給2件
〇 需要8件:供給8件
〇 需要4件:供給2件
〇 需要3件:供給1件
× 需要3件:供給3件
× 需要2件:供給3件
今回リサーチした商品は、需要12個・供給5個となりかなり優秀な商品です。
是非ebayサイトから安い価格で仕入れたいですね。
また、判断基準例の中で「〇 需要8件:供給8件」のみ需要が供給の2倍以上になってません。
しかし月間8件とたくさん売れているため、販売までの回転率が良く1個仕入れてもすぐ販売出来ると予想できます。
この様に需要が供給の2倍以上が望ましいですが状況によっては、仕入れても良い場合もありますが、基本は需要が供給の2倍以上ある事が目安です。
また、このリサーチの基準はブラさないで下さい。
基準がブレて甘くすれば、無駄な仕入れで損をしてしまいます。
厳しくして仕入れをしなければ、利益を見込めるはずのチャンスを逃してしまいます。
それと、もし仕入の後にヤフオク!で思ったより利益が見込めなかったなど予想通りでは無かった場合、振り返りを行う際に基準がブレていれば比較検証が出来ません。
しっかりと自分の中で、需要と供給の基準をもってリサーチを行いましょう。
5. リサーチ初期は商品が見つからない事が当たり前
自分のリサーチ基準を持つためには、継続してリサーチする事が大切です。
ただし、リサーチ開始初期は基準に合格する商品を見つけられない事が続きます大変に感じると思います。
しかし、それは全くリサーチの知識や経験が無いから当然と考えましょう。
私も基準を確認出来たので意気揚々とリサーチを行いましたが、1週間で1個も基準をクリアした商品を見つけることが出来ませんでした。
しかしリサーチを続ける中で、
「このジャンルの商品よく見るなー。売れ過ぎなのかな?」
「あっ、この商品が売れているなら、別の型も売れてるんじゃないか!?」
など、経験を積んで段々と合格基準の商品を見つける事が出来るようになります。
最初はとても大変ですが、継続する事でどんどんと良い商品を見つけることが出来ますので、焦らずにじっくりとリサーチをしていきましょう。
まとめと次回について
今回は実際にヤフオク!オークファンを使ったリサーチ方法を解説しました。
・仕入れ候補商品は新品のメーカー輸入品
・「海外製」「日本未発売」などのキーワードでヤフオク!から絞り込む
・需要と供給の基準をしっかりと持ち、ブレずにリサーチを行う
・リサーチ初期は基準をクリアした商品をすぐに見つけられないもの
・焦らずにじっくりと継続してリサーチする事が大切
・効率よいリサーチをする為に、オークファンを利用する
※月初に登録がオススメ
覚える事も多いですが、慣れてしまえばスピードアップ出来るようになります。
需要と供給の基準をクリアした商品を見つけて、次のebayリサーチに進みましょう。
次回のPart.6では売れる商品から売れる商品を探し出し、仕入候補商品を増やす方法をお伝えします。
それでは!最後までお読みいただきありがとうございました!
■メルマガ限定の情報もあるので是非登録下さい^^
■個人以外にも法人コンサルティングも行っております。
詳細は、Twitterやお問い合わせフォームからご連絡ください。
◆良かった!という方はスキ&シェア、Twitterでも拡散コメントをしていただけると嬉しいです!
質問やnoteにまとめて欲しい内容があれば是非コメントを下さいね!
それではまた!