虫目線とは。
今日の帰り道。とっても素敵な花たちに巡り合って、思わずパシャリ。
撮っているときに、虫たちはどんな風に世界が見えているんだろうと気になって、角度を変えながらまたパシャリ。
こんな感じなのかあって考えながら、残りの道を歩いていたんだけど、うーん。ぽわぽわ疑問が浮かんできたのです。
そもそも虫目線の「虫」ってどの虫なんだろう。地下にもいる。飛んでるのもいる。そして、案外お花の葉っぱの上には虫がいないという。。。
あれれ。
虫ってどのくらいの範囲を考えているのかな。哺乳類をまとめてる感じ?それとも人間とチンパンジーとかそこら辺をまとめてる感じ?
なんだか、虫ってまとめるのは、それぞれの生き物たちに失礼な気がしてきたわ。
うーん。
今日の写真は、本当に虫たちが見えている景色なのだろうか。人間と目の構造も違うし、きっと色の見え方も違う。そう考えると、どこまでいっても人間目線なのでは?
自分のフィルターを通してみる世界は、やっぱり自分の目線だよね。
これは、普段の生活でもいえそうだなあ。相手の立場になって考えるというけれど、やっぱり100%相手の立場になることなんてできない。
でもだからといって、理解できないと切り捨てるのはとても悲しいと感じる。完全には理解できないと思いながらも、それでも、相手のことを知ろうという姿勢が、人と人とのあたたかさをつくっているのだと思う。
理解できないことは否定したくなるし、理解されなかったら期待していた自分に落胆する。私自身こんな態度をとってしまうこともある。
この見方とは別の視点も取り入れたいなあ。そのとき一緒に時間を共有できていること、出会えたこと、その感謝をもっと感じていきたい。
そろそろ虫目線の話に戻りましょ。
虫目線。虫(虫の名前あまり知らないからまとめさせていただきます)のみている景色は完全には分からないかもしれない。それでも、その立場になる努力をしてみること。それが同じ地球で、同じ時空を生きていく上でとてもとても大切なことなのだと思った。
あ、今気づいたけど、虫目線と虫がみている景色というのは意味が違うかも?まあいいや!今日はこの辺で。
世界よ、今日も楽しませてくれてありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?