見出し画像

起業メモ #10 健康診断を受ける

なかなか開業当初の話を書けていませんが、忘れないうちに健康診断の受け方をメモしておきます。

協会けんぽの健康診断

会社の役員として報酬を受け取ることにしたので、社会保険(健康保険、厚生年金保険)にも加入しています。前職ではその企業グループの健康保険組合でしたが、中小企業なので「協会けんぽ」(全国健康保険協会)に加入することになります。

協会けんぽでの健康診断は、被保険者であれば年間に1回、費用の補助を受けて受診できます。受診する病院はリストがあって、全国のどこでも受けられるようです。私の場合、横浜市や川崎市、東京都であれば気軽に行けるので、選択肢は非常に多くて助かりました。検診メニューも「一般検診」「付加検診」に加えて、病院毎に有料のオプションがあるので、希望する検診が受けられるようになっています。
病院に直接電話をかけて予約するのが基本ですが、ネットで予約できる病院もあるので、私はネットですぐに受診予約できました。

扶養家族の健康診断をどうするか

一方、扶養家族(被扶養者)の検診については、前職の場合も同じでしたが、基本的には「特定健康診査」という、一般的な健康診断よりも簡易な(検査項目が少ない)ものが基本となっています。特定健康診査だとちょっと不安だなぁと思い、別途人間ドックを受けた方が良いかもと思っていましたが、少し調べると「特定健診プラス」という、被保険者と同等の健康診断が受けられるメニューがありました。こちらは有償オプションですが、半額くらいの補助が出て、11,715円で受けられるようです。
この、「特定健診プラス」については、「特定健康診断受診券(セット券)」を請求した際に、パンフレットが同封されていたので気づきましたが、協会けんぽのホームページ上では明確に示されておらず、検索すると東京支部などのページにパンフレットが掲載されていました。

また、被扶養者が特定健診を受診する際に必要なセット券ですが、毎年1月頃に配布用のリストを作って郵送しているらしく、今回の様にその後起業して加入した場合は、被扶養者から申請書を出さないと入手できません。事務処理が煩雑になるためとは思いつつ、被扶養者の健康診断を重視するのであれば、被扶養者を認定した時に、健康保険証の送付に合わせてセット券を送ってしまえば良いのに、、と思いました。ただし、こうした事情は今後、マイナ保険証に統一されて健康保険証のプラスチックカードを配らなくなると、変わってくるのだろうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?