第25回開示請求 オーストラリアに看護師の派遣要請!?
12月3日の「第31回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」で、スマートシティ戦略部長の坪田知巳氏から、斬新な提案がなされました。
上記動画49分30秒~ 坪田氏 発言概要
大阪コロナ重症センターについて、特に看護師が80人足りない話があった。
危機管理上の最後の最後の手段として、もし国内で看護師の応援が得られなのであれば、海外の方に応援を求めてはどうか。特に南半球、大阪市の姉妹都市のメルボルンなんかは、我々の夏の時期彼らは冬で、その時感染スパイクが発生して、メルボルンは感染拡大の都市だった。おとといの夜、メルボルンの友人に聞いたら、今はもう夏で収束している。感染拡大が収束しているから、人工呼吸器、ECMOを扱える医師、看護師は余裕があるらしい。
いろんな壁があるとは思うが、うち(注:健康医療部ではなく、スマートシティ戦略部です)の特区の規制緩和のチームにいろいろ検討させたら、たとえば壁は、入国後の2週間のホテル待機はそんなん何とかなるかな、と。
後は医師法。医師法も、海外の医師免許で、日本で医療行為ができないというのも、東日本大震災では厚労省の事務通達で、海外の医師免許で日本で医療行為が一定期間できるという例外もあった。
通訳なんかは要るとは思うが、大阪の若い医学部の英語の喋れる学生は、ボランティアで手を挙げてくれると思う。若いからリスクも少ない。
だから、危機管理という意味では、最終的にそういう手を使うかは別として、法務省とか外務省が絡んでくるので、時間がかかるので、そういう手も打っておかれたらどうかと思う。
特に先々週にモリソン首相が来て菅総理と共同声明を発表されて、その中身には「コロナ対策で両行協力していこう」というのがあるので、最後の最後の手段で、どうしようもなかった時のために、我々も手伝えるところがあるので、手を打っていかれたらどうかと思う。
斬新すぎたので、
どれぐらいしっかりと事前に検討がなされたのか?
あまりにも斬新すぎるから、事前にちらっと耳打ちしたりするよね?
まさか台本があった?
など気になり、請求をかけてました。
①で、スマートシティからいただいた文書はこちら。
一応、整理はしているようだけれど、たたき台レベルのような・・・?
こんな斬新な案を、フルオープンの会議で、スマートシティ戦略部から提案しようと思ったのが凄いな!!
という感想。
③は、不存在。
事前に専門部署である健康医療部や危機管理室とのやりとりをせずに、スマートシティ戦略部から提案されたことが確認できました。
会議前にネゴをしすぎて、闊達な意見交換を阻害することは良くないと思いますが、
私は、あまりに突飛な、斬新すぎる発案の場合には、専門部署の感触を確認するのが良いと思います。
危機管理室はお忙しいようで、回答期限が年明けまで延長になりました。
何か興味深い文書があれば、ここを更新するか、別記事を公開します。
なお、この発言があまりに斬新だったためか、なすこさんの「大阪都抗争 後編」に坪田部長は登場されてました。