第10回開示請求 大阪ワクチン、その後いかがですか?

6月に吉村大阪府知事が、新型コロナウイルスのワクチン(大阪ワクチン)について「10月には数百人規模の対象者を拡大した治験を実施予定」と発表したことを覚えていらっしゃいますか?

10月に入りましたので、10月1日付で「その後いかがですか?」と大阪府に情報開示請求をしてみました。

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いただいた決定通知書はこちら。

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なぜ、開示される公文書の期間が6月17日まで?
もう10月ですけれど……??

「請求文に『6月17日に』と記載をしていたことで、それに引っ張られて、会見実施までのやりとりについての請求だと勘違いされたのかな?
私が知りたかったのは、むしろその後の進捗なんだけどな(研究の秘密で開示できないなら仕方ないけれど)」
と思い、電話で確認をしてみました。

趣旨は伝わっていました。
会見開催以降のメールも確認したけれど、公文書はないそうです。


ビックリしました。

アンジェスの適時開示資料から、
現時点での第 1/2 相臨床試験における全接種が完了していること、
請求日時点でも第 1/2 相臨床試験における 1 回目の接種が完了していることは知っています。

ですが(繰り返しになりますが)大阪府には何も公文書がないそうです。

知事があれだけ大々的に発表したのに、
公文書に残るかたちで進捗確認していないんですね。


当初の目的だった入手資料は、こちらにアップしておきます。
(ちゃんと確認していませんが、おそらく既に他の方が開示請求で入手されている資料と同一だと思います。
また、今回の開示請求の結果としては、資料内容そのものより、公文書が6月17日付までしか存在しないことが重要だと思っています)


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