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記事:路面電車を活用したまちづくり 半年経ってどうなった?(NHK)

昨年8月にLRT(次世代型路面電車)が開業した宇都宮市の話。

昨年1月にたまたま宇都宮市に行く機会があり、その時に「え、新たに開通するんか!すげぇ!」と思っていたのだった。国内で新たな路面電車が開業したのは75年ぶり(!)とのこと。「この壮大なプロジェクトの実現には、どんなドラマがあったんだろうな」と気になってしまう。このページを後でゆっくり読んでみよう。

栃木県は、1世帯あたりの車の保有台数が全国で5番目に多く、このまま高齢化が進むと、運転が難しくなって、外出しなくなる人が増えると懸念されています。

また、人口減少や少子高齢化を背景に、中心市街地の空洞化も深刻です。

市の調査によると、JRなどの宇都宮駅周辺の通行量は、1985年のピーク時には1日およそ19万人でしたが、5年前の2019年にはおよそ3分の1にまで落ち込んだということです。

都市の中に、人が集まりやすい「拠点」を設けて互いを公共交通機関で結び、都市の機能を拠点に集約していくことで、車だけに頼らず、誰もが移動しやすいまちづくりを目指そうという考え方です。

こうした課題を解決しようと、市が打ち出したのがLRTを軸とした「ネットワーク型コンパクトシティー」という構想です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240402/k10014410131000.html

地元の青森市が「失敗例」とされる「コンパクトシティ」という言葉には、つい敏感に反応してしまう。

「コンパクトシティの本質は、中心街の活性化という小さい話じゃなく、いかに人々が暮らしやすい街をつくるかということ。それは将来的な雇用の創出も視野に入れた長期的な取り組みなのです。それが中断してしまったことは残念でなりません」(加藤氏)

都市計画は、首長の交代といった政治的要因にも影響を受けやすい。アウガを巡る迷走は、その典型だろう。数十年という長い時間を要するまちづくりの難しさがそこにある。

https://news.yahoo.co.jp/feature/423/

先日の記事で取り上げた前橋市の事例にも繋がる話ですね。


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