下の名前は?


はい、サボりましたね。
最後の記事が2月。
サボりにサボってやっと下書きから引っ張り出して書き終えました。私の大好きな、「自分の名前」についてです。

まず最初に言っておきます。
私の名前はキラキラでもなんでもないです。
至って普通…
果たして普通なのかしら…

しかし私は自分の名前が大好きなんです。

変わった名前だね、とは何度か言われましが…果たしてそんなに変わってるかと言われたら…自信はありません。

「さわ」

それが私の名前です。
本当は漢字です。
「沙和」「紗和」「砂羽」「咲和」

さわと入れると上位に上がってくるのはこれらの変換。
しかしそこには私の名前の漢字は入ってこない。

そう、なんだったら苗字の様な漢字となっております。

しかし私の苗字は東京23区の1つとでも言っておきます。

別に昔昔のそのまた昔、御先祖様がそこから私の生まれ育った町に来た訳でもありません。

初対面の方に「お名前は?」と聞かれる時、堅苦しい場面でなければ必ず下の名前を言ってしまいます。

「さわです」

そう言うと、決まって「澤さん。下のお名前は?」と聞かれます。

この流れが好きすぎて、私は説明を入れずに「さわです」と繰り返す。
単なる意地悪です。

そうするとお相手は、「聞こえなかったのかな?」と思うのか、もう一度「下のお名前は?」と聞いてきます。

もう意地悪するのはやめて、「下の名前がさわです。」と答える。
それでもやっぱりちょっと意地悪だと思う。

でも結構な割合で「あ~下の名前がさわさんなんですね!変わった名前ですね!」と言ってくれる。

「ありがとうございます!そうなんです!私自分の名前が大好きです!」
と答える。
別に好きか嫌いか聞かれてもいないし、「素敵な名前ですね」と褒められた訳でもないのに。

その昔、母に名前の由来を聞いたことがある。
母は少し考えてこう言った。


「お父さんが付けたからなー。何だったっけ…。確か…さわが生まれた年に流行ってた占い師さんの名前から取った気がする…」

え、気がする?
え、お父さんが付けたん?
え、占い師さんなの?

私には3つ上の姉がいる。

「じゃあお姉の名前は?」
と聞く私に母は、「お姉ちゃんもお父さんが付けたんだよ。確かお姉ちゃんが産まれた年に流行ってたモデルさんの名前…」


うちのパパはミーハーなんだな。



「姉」はモデルさんの名前。
「妹」は占い師さんの名前。

その占い師さんに占ってもらって「私と同じ名前にするといいわよ!」と言われた訳では無い。ただ単に「さわ」の響きが好きだったそうだ。

しかし私が産まれた時、もう1つ名前の候補があったそうだ。
「愛」ちゃん。
それがもうひとつの候補。

「愛ちゃん…。そっちが良かったな…」

候補を聞いた時の率直な感想だ。
愛されてる気がする。
「愛」という言葉自体、愛に溢れてるじゃないか。
「可愛い」「愛らしい」「愛くるしい」「愛してる」「愛でる」

素敵な字じゃないか「愛」って。
でも私は「愛ちゃん」では無い。

この時から私は、友達や職場の人、少し仲良くなった人にその話をするようになった。

「私、愛って名前と今の名前、2つ候補があって今の名前になったんだって。」と。

すると十中八九同じ言葉が帰ってくる。

愛より、「さわ」ってめちゃくちゃ似合ってるじゃないですか。


私は「愛」ではなく、「さわ」の方が似合う。
どういう事なんだろ。

もし私が愛として育ったとしたら、今頃「愛って凄く似合ってる」と言ってもらってたんだろうか。

愛として育ちたかったと思うと同時に…「やっぱりさわで良かったのかも」とも思う。

ここまで来て、名前と性格には何らかの関係があるのかも…と思い始め、これを読んだ。

世のお母さんお父さん強い味方、Moonyさんの記事です。

面白い!
興味深い!

とりあえず私の知ってる人の名前を全部思い出した程、興味深いものでした。

もしもあなたが、自分の名前の由来を知っていたとしても、ちょっと読んでみるのもいいかもしれません☺


今まで「さわちゃん」「さわさん」「さわ」と呼ばれ、これからもそう呼んで貰える自分の名前。

これからもずっと好きなんだろうな…




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