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不易流行(2013年10月27日)

 金曜日の夜に静岡駅で1時間近く新幹線が止まったままだった時は少し焦りましたが、台風も去り、昨日今日とで大阪教育大学で「教師のためのタブレット活用術」の講座を受けています。

 その理由についてはおいおいお話しするとして、ipadなど初めて触った私が、たった2日間の講座で、すっかりipadの秘められた可能性のとりこになってしまいました。

 授業での調べ学習はもちろんのこと、驚いたのは、授業内における情報の共有の点での圧倒的な利便性です。生徒達はそれぞれが調べたことや教員側の与えたい資料や情報を瞬時に、場合によっては時間をさかのぼっても、共有することが可能なのです。

 “airplay”には、本当にたまげた! 線をつながないで、次々に個人個人のタブレット画面の内容が、電子黒板なるスクリーンに映し出されていくのですから…。

 しかし、講師の先生のどなたもが共通しておっしゃるのは、何のために、 子どもたちにどんな力をつけてほしいから、どうこれを使うのかという点でした。それについて、これまでの実践の中から智恵を絞り出していくことが、あるいは子どもたちをよく見て発想していくことが、新しい時代の教育の課題であると再認識しています。

 私は新しい物に警戒心を抱いてしまうのですが、今回ばかりは「不易流行」という語はこういうことかと思わずにはいられませんでした。講座を受けている最中にも、次から次に授業のアイディアが浮かんでやみません。いずれ、このブログでもどんどんそのアイディアと取り組みを発表していけたらいいなと思っています。


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