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他教科での試みから(2014年3月30日)

 新しい職場で、入学前の授業を主要科目で実施しました。

 その際、英語の授業の見学をしました。すると、授業の本題に入る前に、クラスを二つのグループに分け、英単語のしりとりをしていました(クラスの人数が少ないため二つのグループでした)。

 Strawberryと担当教員が板書し、その単語の最後のアルファベットであるyで始まる英単語からスタートして、次の英単語のやはり一番最後のアルファベットで始まる英単語をメンバーが順番に前に出て板書していきます(皆が知っているであろう単語であることや、人の名前はダメといったルールも最初に示していました)。

 単純なゲームでしたが、まだ集団のできてないクラスでのコミュニケーションツールとしても機能しており、非常に有効な方法だと思いました。

 こんな簡単なことをどうして今まで思いつかなかったのか! 授業見学はアイデアの宝庫ですね。

 そこで、国語の授業にこの「Englishしりとり」を応用するにはどうしたらいいか思案してみました。必ずしもしりとりでなく、数をあげさせてそれを競うのでもいいと考えた上で、次のような項目をいくつかあげてみました。

・古文単語
・旧国名
・百人一首の歌人
・古典文学作品
・近現代文学者
・源氏物語の登場人物
・平家物語の登場人物
・四字熟語や故事成語

 …などなど、扱っている教材・作品によっていろいろ発想してみることが可能です。そうすれば、前の授業の復習を兼ねた導入にもできそうです。


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