Kindle出版プロジェクト 「西武線ベンチ図録」 構成を考える

西武線をめぐり、ベンチの写真を集めた図録の作成を目指しています。

この記事の執筆時点で、16駅のベンチを調査しました。

こんにちは。西武鉄道を中心とした鉄道関連のYoutuber、本を執筆しているSAVVY(サヴィー)です。

前回は、企画をたててみた

以前の記事で本の作成工程における「企画」を行いました。

本の概要、想定読者、ニーズ、ベンチマークとなる本について書き出しました。

次は「構成」の工程に進みます。

構成工程では何をするか

各章のタイトルを決めます。書籍内容によって異なりますが、5章~8章程度が一般的です。章のタイトルとそこに入れる内容もあわせて考えていきます。
出所:本が制作・出版されるまでの流れ。6つの制作フロー, CrossMedia Marketing

前回に引き続き、CrossMediaさんのサイトを参考に作業を進めていきます。

構成を決めるとは章立て(と各章の内容)を決めることでした。

5〜8章と章ごとに10本の見出しを考えるそうです。

一般的な構成としては腑に落ちる所ですが、図録というジャンルを踏まえると馴染まない部分もありそうです。

とうことで、上記は基本形として意識しつつ、今回の企画にそって章立てを考えていきます。

章立て案 

ベンチを鑑賞対象として捉え、予備知識から各駅のベンチの紹介へつなげる案です。

最後に鑑賞のツボについてまとめます。

第1章 駅のベンチの予備知識
 1-1 駅にベンチがある理由
 1-2 ベンチにはどんな種類があるか
 1-3 駅のベンチの歴史

第2章 西武線全92駅のベンチ案内
 2-1 池袋駅
    2-2 椎名町駅
   ・・・以下、全92駅のベンチ紹介

第3章 ベンチ鑑賞のツボ
 3-1 ベンチはやさしさの形
 3-2 形態の違いによる楽しみ方
 3-3 なぜベンチが駅の雰囲気に影響を及ぼすのか
 3-4 色が果たす役割
 3-5 ベンチに座って見えるもの

表現の雰囲気

「構成」の工程では、どのような表現が最適か編集方針も固めます。

本全体を貫くメッセージとして、以下のような前書きを作成しました。

普段関心をむけることが少ない駅のベンチ。西武線に注目してみると多様な姿が見えくる。

駅利用者のことを考えて設置された思いやりの形。ベンチは「疲れたら座っていいよ」といつもオープンだ。

あの駅にはどんなベンチがあるのか、電車に乗ったつもりなって楽しんでいただけれたらと思う。

章立ての案と表現の方針を作成しました。今後、工程を進める中で見直しが発生するかと思いますが、現時点で満足しています。

次は、いよいよ「執筆」の工程に移ります。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?