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ひとり親支援プロジェクト 第1弾支援・協働パートナーのご紹介

長友佑都選手と認定NPO法人フローレンスによるひとり親支援プロジェクト「#ひとり親をみんなで支えよう」による支援第1弾として、全国のひとり親支援団体と共に食料支援を実施いたします

2月末、政府より全国の小中高校に休校要請が、続く4月7日 緊急事態宣言が発令され、長引く新型コロナウイルス感染症の影響は、収入の減少や育児の負担として重くのしかかり、特に育児と仕事を一手に担う、ひとり親家庭に大きなダメージを与えています。

フローレンスの病児保育を利用する「ひとり親会員プラン」利用者に実施したニーズ調査結果によると、一斉休校・休園期間の延長や外出自粛要請によって、82.6%ものひとり親家庭が「とても困っている/困っている」と答えました。

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また、「行政や民間企業による支援策として、どんな制度やサービスがあったら助かりますか」という問いに対しては、所得保障や育児の人手に次いで、52.0%が食品の配送を求める結果となりました。

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しんぐるまざあず・ふぉーらむが4月2日~5日に会員を対象に行ったアンケート調査によると、半数以上が収入減、あるいは収入がなくなる見通しであると回答。

子どもの休校で食費などがかさみ、ひとり親世帯の生活がより一層厳しくなっている状況を受けて、いまいま必要とされている食料支援を実施いたします。第1弾支援では、スピードを最優先し、長年にわたるひとり親支援の実績をもち、コロナ禍において食料支援を実施している3団体にフローレンスからお声がけしパートナーシップを結びました。協働パートナーとともに全国各地で支援を行います。また、支援の状況についてはプロジェクトサイトでご報告します。

<協働パートナーのご紹介>

・シングルマザーサポート団体 全国協議会

北海道から沖縄までの全国24団体が参加。全国のシングルマザーの様々な声を集めて母子家庭の現状の発信や支援のノウハウ共有、政策提言を行っています。ひとり親(シングルマザー・シングルファーザー)の子どもたちを笑顔に、おなかいっぱいにしたい思いで、一斉休校要請を受けて2020年3月以来、全国ひとり親の子どもたちを支援しています。

本プロジェクトの支援により食料支援を実施する協働団体の発表は6月上旬を予定しています。

・NPO法人 全国こども食堂支援センター むすびえ 

新型コロナウィルス感染症の影響で、全国のこども食堂も甚大な影響を受けており、従来の居場所提供を行っている団体は1割まで減少しています。一方で、46%のこども食堂がフードパントリー(食材配布)などに形態を変え、活動を継続しています(むすびえアンケートより)。

2020年3月より「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」を開始し、フードパントリー(食材配布)などに形態を変えて支援を継続する全国の子ども食堂を支援。「むすびえ・こども食堂基金」第2回助成において、本プロジェクトの支援により、新たに、特にひとり親家庭支援を中軸に置いたこども食堂・フードパントリー・宅食等の活動を支援する「ひとり親家庭支援活動助成」を立ち上げました。

本プロジェクトの支援により食料支援を実施する協働団体の発表は6月中旬を予定しています。

・熊本県ひとり親家庭福祉協議会 てとてとて

昭和24年に母子家庭の支援を目的として設立された福祉団体です。現在は平成28年の熊本地震で倒壊し、2年後に再建した「母子・父子休養ホームしらゆり」の中に事務所を置き、様々な支援事業に取り組んでいます。

就学期の子どもを育てるひとり親世帯に食料品の無償提供を行う「てとてとておたがいさまBOXプロジェクト」を2020年4月より実施。LINEにてニーズ調査を行い、いち早く支援を開始しました。今後、県内約1,000世帯のひとり親家庭に3回の食料支援を予定しており、この全国的に類を見ない先駆的な取り組みを後押しします。

食料支援実施スケジュールの詳細は、熊本県ひとり親家庭福祉協議会 てとてとてにお問い合わせください。

ひとり親支援プロジェクト「#ひとり親をみんなで支えよう」特設サイト


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