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開業2周年イベント「生存祭」を開催しました!(前編)

2020年10月11日(日)に当院二周年イベント「生存祭」を開催しました。生存祭は、当院とみなさまが生き延びたことをお祝いするイベントです。

当日はゲストをお招きし、オンライン配信でトークイベントを行いました。
配信ではお見せすることはできなかったのですが、当日までに患者さんが「生き延びた証」を自由に表現する展示コーナーを製作していました。

今回の記事では、トークイベントの内容を振り返ります後編は、展示コーナーの様子の紹介です。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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「生存祭」とは?

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当日のタイムライン

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スプラ頭痛ーン

生存祭のはじまりは、スプラトゥーンをプレイしながら、頭痛の解説をする「スプラ頭痛ーン」からはじまりました!

今回プレイしたのは、院長・鈴木と医師・伴。

頭痛にはいくつか種類があり治し方もそれぞれ違う、頭痛にも予防薬がある、など頭痛の解説を行いつつ、頭痛持ちの方から質問を募るコーナーなども設けて企画は進んでいきました。

スプラトゥーンをしながらなので、途中で解説が途切れることもありましたが、最初から最後まで一貫して伝えていたのは「頭痛は治る!」。

慢性的な頭痛が薬で良くなるケースもあります。もしお悩みの方がいたら一度、病院にかかってみてください。もちろん当院でも頭痛は診れますので、ご気軽にご相談くださいね。

「スプラ頭痛ーン」は毎月最終火曜日の診療後にも行っています。
これからもぜひご覧いただければうれしいです。


ゲストトーク①「キャリアと心の健康」

続いては、年間100件以上のキャリア相談を受けてきた、みずのけいすけさんとキャリアコンサルタントの資格も持っている院長・鈴木のトークイベント。

キャリアの不安は人の心の健康に影響がある、という切り口からキャリアとメンタルヘルスの関連性について対談しました。

はじめに、みずのさんが普段キャリア相談を受けるときはどのような話を聞いているのかを伺うと、「何屋さんになりたいですか?」と聞くところから相談がはじまるとのこと。自分がやっていること以外にも仕事があることをイメージしてもらうためだそうです。

その後の内容は、ダイジェストでまとめます。

■打席の積み重ねが大事
転職するとしたら、自分を知らない人に自分のことを説明することになる。知らない人に数分で自分を理解してもらうのは難しい。だから、周りの人との対話を重ねて打席をふやしていくと良い。

■「記号」としての自分と「存在」としての自分
「記号」としての自分は、履歴書上の何ができるかの部分。
「存在」としての自分は、どういうものが好きで何がストレスかの部分。
「記号」としての自分で仕事していると、ニーズに応えられるけど、「存在」としての自分を蔑ろにしてしまうことにもなりかねない。

■Q.よい仕事を見つけるために大切なことは…?
鈴木:知的好奇心。
「仕事が楽しい、退屈しない」と思うためには自分が持っている知的好奇心を発揮できる場所にいるとよい。好奇心を持つのは経験したことの延長なので、興味ある事が何もなかったら何でもよいので経験するのが大事!

水野:自分の話をすることに慣れること
自分の話をまじめにするのは、多くの人が慣れていない。話のネタを仕入れること、どう見せるかを考えるのが大事。知人に職務経歴書を見せたり、仕事の話をする練習をするのもオススメ。

終始、和やかな雰囲気で対談が行われていたみずのさんとの対談。転職を考えている人や今後のキャリアに悩んでいる人にとっては、とても参考になる内容だったのではないでしょうか。


ゲストトーク②「クリエイターの心の向き合い方」

コミックエッセイ『がんばらなくても死なない 』著者である、漫画家・竹内絢香さん(@ayakatakeuchi56)とのトークイベント。鈴木と石井と三人でクリエイターとメンタルヘルスについて対談を行いました。

対談は"批判をどう乗り越えるか"から始まりました。「しっかりと落ち込む」という竹内さんと「僕のことわかってないな」で乗り越えるという石井の話を聞き、鈴木は「クリエイターも人間やぞ」と伝えたいとの意気込みでした。

■Q.他人の成功に嫉妬してしまう…どうすれば?
基本的に他人が功績をあげていることは、ショッキングな出来事。人間の98%くらいは素直に他人の功績を祝えない。攻撃的な部分は誰しもが持っているし「人間ってそういうもん」くらいに捉えてよい。

■Q.「悩んでいても、あなたに支えてくれる人がいいですね」と言われてどうすればいいかわからない。
「傷ついた」は相手が解決すべき課題なので、「知らんがな」でいい。支えてくれる人がいる状態や運の問題もあるけど、聞き手は何もできることがないため。

■クリエイターは自己否定感が強くある傾向がある。「自分は頑張っていないとだめである」と決めつけてしまっていたり。でも客観的に見ると充分頑張っていて、むしろ善良に見えたりする。

■「自分はだめだ」と決めつけてしまう傾向がある場合は、「自己否定感くん」が自分の中にいて、「自己否定感くん」が自分を支配していると捉えればよい。問題が問題なのであって、自分がすべて問題なわけではない。自分と問題を切り離して捉えた方が良い。

■現状から理想に向かってなかなか進めないと自己否定が起きやすい。でも着実に進んでいるはず。自分ひとりでは進捗に気づきづらいので、誰かと一緒に確認するのが大事。

自己否定の話は、クリエイター以外の職業でも通じる内容でした。自己否定に陥ると、つい大きな問題に見えてしまいがちです。しかし事実はそうでないケースもあるため、本当にそうなのかを冷静に観察したり他の人と一緒に確認する時間を取ることが必要ですね。

対談後、竹内さんが生存祭でした話を元にイラストを描いてくれました!

院長鈴木と、漫画家・竹内絢香さんのコラボ企画シリーズは他にもアップされているのでぜひ見てみてくださいね!


こわれかけおじさんラジオ

最後のトークイベントは「こわれかけおじさんラジオ」。
鈴木と石井が定期的に行っているラジオに伴が加わった特別バージョンでお送りしました。

この二年間のクリニックでの出来事の振り返り、三人のそれぞれの出会い、それぞれとの印象的なエピソードなど、幅広いテーマについて話していきました。

話の内容をくわしく紹介したいところですが、youtubeのアーカイブ配信で三人のリアクションや表情も見ながら聴いていただいた方が楽しんでいただけると思います。なので、今回のレポートでは詳細には記載せず、三人の今後の抱負だけ紹介をしますね。

今後の抱負
鈴木:
・スプラトゥーンのウデマエXになりたい。
・クリエーションとメンタルヘルスについて語れる人になりたい。
・対人職の方をサポートしていきたい。

石井:
・むこう20年を楽しむための仕組みづくりをしたい。50代になると新しいことをするパワーが足りなくなってくると思うので…。

伴:
・スプラトゥーンのウデマエXを目指したい。
・二人が本を出しているように、自分も本を出せるくらいの自分なりの旗を立てたい。

普段の診療では三人がクリニックに揃うことはほぼありません。しかし、違う分野で活躍しているからこそお互いの存在が刺激になっていることや尊敬しあっていることはトークの節々から感じることができました。


終わりに

トークイベントの紹介は以上となります。本当に盛りだくさん! ここでの紹介はダイジェストなので、もしこのレポートを読んで気になる対談があったらぜひアーカイブからご視聴ください。

次回レポートでは、配信はできなかった2周年に向けての展示コーナーの紹介をします。あわせて読んでいただけるとうれしいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

▼当日のアーカイブはこちらから

▼当日の実況ツイート。
ハッシュタグ「 #生存祭 」でお読みいただけます。

▼レポート後編はこちら

#生存祭 #秋葉原saveクリニック #イベントレポ

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