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持続可能な開発とは何かのSDGs

SDGsの「S=サステナブル」は持続可能なという意味で「D=デベロップメント」は開発という意味の英語です。国連の定義では「将来の世代がそのニーズを充足する能力を損なわずに、現世代のニーズを充足する開発」と定義されています。

現世代の開発ニーズについては、1世代は大体30〜35年なので「2015年〜2049年のSDGs第1世代」を指すと思いますし、大体の開発ニーズも見えているかと思います。

将来世代の開発ニーズについては「2050年〜2084年の第2世代」以降ずっと続く世代のニーズは中々予想が難しいですね。

仮に、将来世代が現世代と同じペースで人口を増やしてエネルギーを消費した場合のシミュレーションがあります。

世界のエネルギー使用量が現在と同じ様に、年率2.2〜3%増えていくと、必要なエネルギーを再生可能エネルギーの太陽光発電で賄う場合に、400年後に「地球の陸も海も全ての表面に太陽光発電のパネルを設置」しないとエネルギーが確保できなくなります。

そしてそこから先はもう、地球上ではそれ以上の太陽光エネルギーは得られません。

人類の持続可能な発展は、今のペースで人口を増やしエネルギーを消費することでは無いと思います。

実際に先進国では、移民による増加を除くと少子化により人口が減り始めています。社会が豊かになると種の存続よりも、自身の精神的な満足を追求する傾向があると思います。

また、エネルギー消費についても世界的に衣食住が足りて精神的に成熟すると、エシカル(省エネ)な志向が強まると考えます。

これらの人類の変化も、生物の適者生存という概念に沿っていると思われます。この様な変化を含めて「人類が(地球上で)持続的に生存し続けられる枠組みを確立」することが持続可能な発展だと思います。StaySDGs!!
#sdgs  #持続可能な発展 #太陽光 #元日

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