富士宮の割烹旅館に泊まる旅①~パワースポット編
EX予約は優柔不断な人間に最適
6月11日(日)、出発の朝。
案の定雨のため、早めに現地についてもなんもやることはなさそうだと判断。
優柔不断な私はEX予約(JR東海の会員限定予約サービス)で朝からなんども時間変更し、結局10時後半のひかりに乗車した。
乗車前ならキャンセル料がかからないので、私のような旅の行程があいまいな人はEX予約を使った方がよさそう。
新幹線に乗る前に、八重洲のラーメンストリートで朝ご飯。
可もなく、不可もなく。やや二日酔い気味の旅立ちの朝にぴったりのラーメンだった。
新富士から富士宮までの道のり
富士宮は東京からのアクセスが絶妙に不便。
富士急行バスの「焼きそばエクスプレス」が運行していれば、東京駅八重洲口から富士宮駅まで1本(2,400円程度)で行けるのに、6月からなぜか全面運休中……。
そこで、ルートを
東京駅-新富士駅(東海道新幹線ひかり)
新富士駅-富士宮駅(バス)
とした。でもこのバスも走ってるのか走ってないのかよくわかんないバスなので、結局現地にいって、時刻表をみて決めた。
無事にそれらしきバス到着。
バスには、パキスタンかインド系のご家族4人が同乗。どうやら「富士山駅」まで行きたいらしいが、時間がどれくらいかかるのか確認しないまま乗り込んだらしく、車中でパニックになっている。
中学生ぐらいの娘さんが、運転手さんに英語で「Mt.Fuji Stationがなんちゃらかんたら」話しかけてたが、なんせ運転中なので、相談にのってる状況ではない。
そういうわけで、近くに座る私に白羽の矢が立ち、観光ガイド役を引き受けた(英語は全然話せない。)
「デスティネーションはMt.Fuji Stationなんだけど、どれくらいかかる?」
「うーん。2時間半」
「はっ?」
「富士宮駅で降りて、タクシー拾ったら早いかも」
的な会話を超片言で。
結局、家族会議の結果、Mt.Fuji Stationは諦めれて、大阪に行くと言い残し、富士宮駅で降りて行った。
行き当たりばったり感。いいっすね。
念願の富士山世界遺産センター
かつての知人がこの建物の設計に携わった。いつも物静かな知人が、その美しい外観について熱っぽく語るのを聞いていて、そんなに素敵ならいつか観に行ってみたいなぁ、と思いつつ、数年経過してしまった。
小雨で富士山は見えないけど、富士山世界遺産センターに行けるなら、今回の旅行はほぼミッションコンプリート。
先日、消えたフリーライターについて言及したが、彼は見た目も、話し方も、中身も歴史オタク・地理オタクだったので、きっとここに来たら数時間ウハウハできるんだろうなぁ、とちょっと頭をよぎった。
いかん、いかん。ネガティブなこと考えては。
もう黙っていなくなった人のことなんて知らない。
富士山本宮浅間大社
このあと、富士山本宮浅間大社に移動。
そんなに広くないし、人も少ないので、ストレスフリーで参拝できる。
神様の前でイライラしてたらご利益なさそうだしね。
『出川哲郎の充電させてもらえませんか?』
最近、NetflixとTverで『出川哲郎の充電させてもらえませんか?』を繰り返し見ている。
私は出川さんが大好き。
外見も、人柄も、共演者やスタッフ、沿道のファンの人への配慮の仕方も、すべてがおおらかで器が大きい。
実際は、極寒や灼熱の中、ヘルニア持ちのおじさんが、屋根のない電動バイクで何百キロも走るんだから、過酷な仕事なんだろう。
そんな状況で、イヤミなく神対応できる出川さんこそ、もう神。
番組の影響で御朱印帳をつくってみた。
パワースポット巡りのご利益か、この番組が始まって、CMが9本になったらしい(長澤まさみと同じ)。
私にもご利益ないかなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?