アマゾン滞在記
アマゾンへ行く。
すべてのジャングルの中で一番すごいジャングルはアマゾンだろう。一度くらいは見てみたい。
アマゾンのツアーに参加して、ジャングルの中のリゾートロッジに2日程滞在する。
ドアを開けると、虫、カエル、トカゲなどの色々な生物が自分の部屋の中にいる。アマゾンの洗礼なのか。
昼間は電気も使えないし、水も限られているのでかなり不便だ。
初日はピラニアを釣りに行く。
釣りの経験はどうぶつの森だけだったが、アタリがきた瞬間に必死で竿を振り上げる作戦でなんとかピラニアを一匹釣り上げる。嬉しい。
釣り上げたピラニアを晩ご飯に食べる。
おせんべいみたいでおいしい。
晩ご飯を食べた後はワニを見に行く予定だったのだが、どしゃ降りの雨だったので行きたくないとごねて中止。
ロッジのスタッフが見兼ねたのか、じゃあ俺らがワニの赤ちゃん捕まえてくるわ、と言って暗闇のジャングルにワニを探しに行った。
ちょっとポップコーン買ってくるわ、みたいなノリでスタッフ達はワニの赤ちゃんを捕まえてくる。
実際に赤ちゃんワニを手で持たせてもらったが、ぷにぷにしている、かわいい。
初日はこれで終わり。
次の日はジャングルの中を歩いて散策する。
ガイドのおじさんからジャングルではぐれたら迷って死ぬからよろしくねと言われる。
わかったと言うしかない。
ガイドのおじさんが鋭利な刃物を持ちながらアリの巣や様々な植物について解説してくれる。
もしこのおじさんが気が狂って襲いかかってきたら、俺はこいつと戦うしかないな、と心の中で少しだけ思う。
1時間ほどジャングルを歩いて、迷うことなく、ガイドのおじさんと戦うこともなく、無事に終了。ロッジに戻る。
ジャングル探検も終わり、次はイルカを見に行く。
しかし、お前はイルカツアーの料金を払ってないから写真を撮るのはダメだとガイドから釘を刺される。見るだけならいいらしい。
アマゾンのイルカを見て、イルカツアーの小屋の写真を撮る。イルカと泳げるのが売りの観光地なんだとか。
暑いのに冷房も使えないので、2日いるだけで体力が徐々に削られていく。昼ご飯を食べたらツアーは終了。船と車でマナウス市内のホテルへと移動する。
ホテルに着くと、電気と水が自由に使える環境に感動する。
電気と水はあったほうがいい。
それがアマゾンの感想だった。