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夢をかなえるゾウ(水野敬也)

俺も昔は結構すごかったんだよ。小学生の時とか、リレーの選手になったりしたし、成績だっていつもクラスの上の方で。それなりに名の通った大学に入ったし、今の会社に内定した時も親は喜んでくれた。大学いかないやつだっているし、今じゃ働かないニートなんてやつらもいる。それに比べたら頑張ってるほうだ。

「変わりたい。」

そんな主人公の前に現れたのは
関西弁を話すインドの神さま「ガネーシャ」

自分が会社行く時も、営業で外回りする時も、カラオケ行ってバカ騒ぎしてる時も、靴はずっと気張って支えてくれとんのや。そういう自分支えてくれてるもん大事にできんやつが成功するか、アホ!

毎日1つ主人公に課題を出し、
主人公は毎日それを実行し確実に自身の変化を感じていたある日、
だんだんガネーシャの身体は透明に…

そして最後の課題は
毎日、感謝する

この本はとても読みやすい本だった。
小説でありながら啓発本であり、でも最初から最後までずっと柔らかい。
誰かに薦めたい一冊であった。

私が本書の中で最も心に留めておきたいと思ったのは、

「ええか?自分が本当に成功したかったら、その一番の近道は、人の成功を助けること、つまり…愛やん?」

である。

人は人を幸せにすることでお金をもらう。
人を幸せにした分お金をもらう。
しかしその何かが自分にとって辛いことで、無理矢理やらさせているようなことでは絶対に長くは成功しない。
自分の好きなことで周りの人を幸せにする

それこそが成功の近道だ。

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