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うまくいかないなりに、好きなことを目指した8ヶ月。

0.はじめに

この記事は、
ReDesigner for Student 後輩に贈るデザイナー就活応援 Advent Calendar 2023 7日目の記事になります。

自己紹介

こんにちは。 シンボ(@smb_omrice)と申します。
北海道の情報系大学で、デザインをちょこちょこしたり、卒論で「この文は謎だ」と先生に言わせてしまう生活を送っています。
春からは、webサイトやアプリなどを作る制作会社さんでデザイナーになる予定です。

そんな私ですが、IT・事業会社・制作会社・広告・メーカー・スタートアップ・など18社ほど受けました。
この記事を読んでくれている人の中には、もうすでにたくさん受けていて12月なのにしんどいな〜って人とか、まだ就活嫌だな〜って人がいると思います。そんな人に届いたら嬉しい浅めの記事です。


就活を始める前。空を見つめて将来に思いを馳せていました。

1.就活が終わらない!!!!!けどPFを作る

時は2023年4月。内定は0。
周りの友達は、

「1社しか受けてないけど、受かったしそこ行く〜」
「就活?すぐ終わったよ」
「1月ごろには内定出てたよー」
って友達ばかり。

対して、意気揚々と10月から就活を始めて早半年。たまに最終面接まで進むものの、内定0。自己肯定感も0。
だけど、やっぱりあきらめきれないそんな思いで就活を続けていました。

やみくもにエントリーもしてみました。
ReDesigner for Studentにのっている企業で、UIデザイナーを募集してる企業をブワーーーーっとエントリーする季節。

その時に必ず必要だったのはポートフォリオです。

私はデザイン苦手族なので、いまだにポートフォリオをダラダラ直してますが、もし同じ苦手族の人がいたら企業に見せて満足のいくプレゼンができるところまで、ポートフォリオを作っていくといいと思います。
この章だけはポートフォリオを頑張ったって言います。正直、就活頑張ったって言ってみます。

ここから先は、うまくいかない時の気の持ちようの話です。

2.お祈りメールも愛してみる

まさか全部は愛せませんが。
落ち込みそうになったら、まずというやつ。

18社受けたうちで、最終面接まで進むことができていたのは事業会社3社、制作会社1社、メーカー1社です。
事業会社のうち2社は、人事担当の方がついてくださり、次のステップに向けてFBをくださったり、壁打ちをしてくださったりなどすごく親身になっていただいたという印象がありました。

もちろん最終まで進んでお祈りメールが届けばメンタルにはそこそこきます。ですが、テンプレートではなく人事の方が打ってくださった文章ならもうそれはラブレターではないですか?(?)

私は人に比べてデザイン面のスキルはかなり弱くて、その分を人柄ポテンシャル採用(と勝手によんでいます)で補うように面接を受けていました。
なので、私のPFが書類を通過し面接も一度は通過した企業のことを、私のことを相当ポテンシャル採用枠だと考えているんだろうと思っていて、最終面接でなくても、書類さえ通ればこの企業「ラブいな__」と思っていました。
そういうこともあって、お祈りメール、特に人事さんからの手書きメールは愛してるの方向で就職活動をしていました。

3.とっても人に頼る

4月のある日、もうすごくとってもかなり心が折れていました。
お祈りメールはもちろん愛していましたよ。テンプレートでも。

限度がある。辛い。みーんな就活終わってる。

一人の限界を感じた私は Goodpatchの森内さん(@morisoba22) に面談をお願いしました。同日に、大学の就職担当の先生にも面談をお願いしました。

先生と、私と、友達のサコ。23.11月. GD賞を見に。

急にお二人にお願いして「就活が終わらない。面談してほしい」と予定を入れてもらって、「この企業はあってそう。まだ受けつけてるし受けてみたらいい。」の言葉でダメ押しでいっぱい受けてみます。

10月から受け始めて1月末の最終面接でご縁がなかった企業さんから、
そのFBで「事業会社は向いてないかもしれない。制作会社とかのほうがいいかも」って言われたことを記憶の隅に置きながら、

制作系やクライアントワークの会社って私に働ける・・・?デザインスキル他の人よりないし、美術系の大学の人が行くところじゃないの?メーカーって私がやりたいと思っていることができる・・・?みたいな。よく知らなかったし、知ろうともしなかった。今思えばどこの会社でもデザインスキルはいるし、デザイナーになるのは高い壁だってわかる話ですが。

だけど、人に頼り始めたらいろんな選択肢も見えてきて、エントリーの幅を広げていきました。(実際2月、3月も受けていたけど、結果の通り意識や理解が足りなくて実りませんでした)
たくさん企業を調べて、たくさん受けてみることが大事。。

もちろん友達に頼るのもいいと思うけど、やっぱり社会の大人たちに相談することは、息苦しさを軽くしてくれるきっかけになると思います。思わぬ出会いが生まれることもあると思います。

4.好きなものを作る。好きなことを目指す。

さて、若干時間は戻ったり進んだりしますが、

説明会・説明会・エントリー・エントリー・エントリー!!!!
通過!?1次面接!!2次面接!!最終!?!?!うおーーーお祈り!!!!
な日々を送っていた、私は就活ってなにしたらいいんだろうになりました。

そんな時に私を救ってくれたのは手を動かすことでした。

ただ、PFを作るための手が!動かない!!!PFを直す体力がない、やる気もない・・・
デザイン系の授業の課題もないし・・・みたいな。

代わりに、強制的に手を動かすイベントを作ってみていました。
サイバーエージェントさんのUIDA25期に参加させてもらってアウトプット作ったり、料理系の事業会社さんの課題選考用のUIを作ったりそのUI提案が次のステップに進ませてもらえたりみたいな。
どちらもダメ元でうまくいかなくても通ったらおもしろいなのノリでエントリーしてました。

あの期間中ずっと、ポートフォリオは小手先の直しで、他で少しずついろんな人からデザインスキルを吸い取っていくスタイルでやっていたので、デザイン嫌い。デザイナーやめる(営業が向いている気もしていた)みたいなことにならなかったのが、良かったなと思います。

あの時に、イヤイヤでもポートフォリオを直していたらもっといい資料でで就活できていたかもとか、思うことはあります。
だけど、今でもデザインを嫌いにならないで済んだのは、あの時期のインプットとアウトプットがあったからだとも、思います。

好きなものをコンセプトに、好きなものを作ってみよう。
これは、課題のある選考で一貫して意識してた就活のコンセプトでした。
少しでも好きなことができる会社に行きたいし、自分が楽しく生きられるような頑張り方をしようとずっと思っていました。なんなら最後にメーカーを受けるまでは結構ずっと金髪寄りでした(笑)

好きなもの好きなことをやるをコンセプトにしたプレゼン資料 / 自己アピール資料


5.おわりに

デザインが上手くなる話や、デザイナーとしての意識みたいな話はほとんどなくて、
ぜ〜んぜん就活がうまくいかなくて困ったね (^^;) みたいな私から、
就活うまくいかね〜。な就活中の人が、春ぐらいに困ったら思い出してくれるといいなみたいな気持ちの私信でした。
読みにくくてすみませんでした。

うまくいかなかった8ヶ月間、もうとにかくいろんな人に言われましたが
就活は「ご縁」。
実際、頑張った末に出会えたのが、春から行く企業さんで良かったと思っていますし、あの時うまくいかなかったこともなにかにつながっているんだと思えています。いっぱい選考受けたからUIいっぱい作れたり、選考ステップ進むのって自信にもなったし。
もっというと、就活が長引いたからこそ出会えた友達や繋がりもたくさんあるので、全部が全部辛かったわけでもないなと終われば思います。

仲良くなり人

就活が終わった時に、後悔しないような就職活動になることを願っております!



オマケ
未来大卒展2024あるので(東京展もあるので)ぜひきてください

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