アロマセラピー✖️ロウリュウ

2023年5月1日 08:51

アロマセラピーの起源

アロマセラピー発祥の地は、古代エジプトと言われています。紀元前4,000年頃、エジプトでは、植物の芳香成分を使った香りを楽しむ文化がありました。
エジプトの王族や上流階級は、エッセンシャルオイルを使って香りのある入浴を楽しんだり、香りをまとうことで、健康や美容に役立てていたとされています。

現代のアロマセラピーは、フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォッセ(René-Maurice Gattefossé)が、1920年代にエッセンシャルオイルを使って治療を行ったことで始まりました。彼は、実験中に手に火傷を負ってしまい、病院での治療にも効果がなかったため、手に患部のエッセンシャルオイルを塗ってみたところ、翌日には驚くべき回復を見せたと述べています。この経験から、彼はエッセンシャルオイルが医療分野での治療に役立つ可能性があることに気付き、アロマセラピーの研究を始めたとされています。彼は、エッセンシャルオイルの抗菌効果や鎮痛効果などの研究を行い、アロマセラピーの基礎を築きました。

現代のアロマセラピーとは、自然の植物から抽出されたエッセンシャルオイルを用いた療法で、身体や心の健康に役立つとされています。
エッセンシャルオイルには人工的に作られた香料、アルコールなどは含まれていません。
アロマセラピーの効果としては、ストレスの軽減やリラックス効果、免疫力の向上、眠りの改善、肌トラブルの改善、呼吸器系や消化器系のトラブルの改善などが挙げられます。

また英国では、アロマセラピーが一般的に広く受け入れられており、多くの人々によって利用されています。健康やウェルビーイングの向上に役立つという考え方が根付いており、一般の人々によっても自己ケアやリラックスの方法として積極的に活用されています。
アロマセラピーの安全性や効果についての研究や情報も充実しており、アロマセラピーは補完代替医療としても位置付けられています。