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サ飯の登場による、人類の三代欲求の変化とその変遷。(※フィクション)

人類の三大欲求が最近になって更新されたらしい。
つい先日までは、「食欲・性欲・睡眠欲」だったようだが
新たに「サ欲・外気欲・サ飯欲」になったのだ。

そこで人類の幸福度の最大総数向上のため、その「サ飯」という幸福の源について超主観的に分析してみようと思う。

サンドウィッチマンの「カロリーは熱に弱いから0カロリー」理論があるがあれは本当である。
つまりサウナ後は、カロリー渇望状態なので好きなものを好きなだけ食べていただきたい。
幸福度が上がれば結果的に長寿になることは間違いなのだから。

さて、本題(という名の無駄話)に移ろう。

先日フィンランド遠征中にも関わらず、恋焦がれ思い馳せていたサーマルクライム。
僕の愛の叫びはこちらの記事を読んで感じてくれ。

サーマルの看板を撮ろうとしたら、映り込んできたアラサーの紫髪色の主張強めの女

さて、そんなサーマルクライムで5サウナを巡ってヘニョヘニョになった帰り道が勝負のタイミングだ。
迷わずさわやかに車を走らせろ。
間違っても御殿場インター店にだけは行くな。
おすすめは富士錦店。
1時間程度並べばでありつける。
この1時間をケチってはいけない。
これが目の前でジュワーと音を立てている時には、待ち時間のことなど全て忘れているのだから。

ファミレスのハンバーグだろと油断してると痛い目にあうぞ


もちろん、施設の食事を楽しむのも一興だ。
健康センターという文言を施設名に含んでるくせに、メニューが超不健康でそのギャップが愛らしい。
それでいて名前は「ラッコ飯」とかお子様ランチみたいな可愛い名前を冠している。もう施設名は言わなくてもわかるだろう。

これを生み出した人にノーベル賞を渡したい

大盛りの米、ニンニクもやし、粗挽き肉、背脂と背脂、背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂背脂という人類の好物のハッピーセットだ。
僕が教育委員会の関係者であれば、義務教育の書き初めでは「背脂」にする。
この背脂には、実は脳汁の排出を促す作用がある。
脳汁は汗と一緒で出せば出すだけ、体の有害物質も排出してくれて、デトックスになる。
みんなで健康体を手に入れるためにラッコ飯をたくさん食べよう。


お腹も減ってきたところで、みんなに想像してほしいものがある。
「チャーシュー炒飯」と聞いたら、何を思い浮かべる?
そう、細切れにしたサイコロ状のチャーシューが炒飯に入ってること?
あくまでチャーシューはサブであり具であるだろう。
そんなあなたの想像力だけで物事を推測できるほどこの世は狭くない。
この世にはチャーシューが主役を張り、チャーシューが刺身のツマのように添えられてる新種(奇行種?)のチャーシュー炒飯が存在するのだ。

チャーシューがデカすぎて、奥がボケてしまうほど

こんなしょうもない記事を読むくらいの熱血サウナーなら言わずもがな分かるだろうが、マルシンスパのチャーシューチャーハンだ。
このデカさのチャーシューを見たら、一部、胃もたれを想像して「ううっ・・・」となる人もいるだろうが、心配ない。
このチャーシュー、旨みがしっかり閉じこもっていながらも余分な油が落とされていて、本当に食べやすい。
おそらく手をかけて長時間煮込んだ結果、カロリーが崩壊してしまったからに違いない。


そういえば、サウナ愛好家の中で流行病があるが知っているか?
まるで赤ちゃんのように「夜鳴き」してしまう人が増えている。
具体的にはサウナ後にラーメンが恋しくなってしまい奇行に走る。
内容としては、深夜に食べたら身体に悪いものを「汗かいたし」などと自分を正当化してしまうことが挙げられる。
またこの病は完治が難しいと知られている。
そしてそれの元凶がこれだ。

某有名サウナビジホの夜鳴きそば(岩のりマシマシver)

さて、君は、ドーミーインに泊まったことがあるか?
アメトークでも取り上げられたが、一言で言うとサウナへのこだわりが尋常じゃないビジネスホテルである。
なんと夜に無料で夜鳴きそばというラーメンを提供してくれる。
これがサウナでカロリーが失われた身体に非常に沁みるのだ。
地方の出張があった際には、積極的にドーミーインを選ぼう。
表向きはビジネスホテルなので、上司も笑顔で経費として計上してくれるはずだ。


〜〜番外編〜〜

石の洞窟のようなエントランス

人類の温浴文化の探究心、これはまたすごいもので、ギリシャで体験した「ハマム」について少し。
別名トルコ風呂ともあるが、トルコ風呂とはあまり言わない方がいい。
この名称は、かつて「え⚪ちなお風呂やさん」を指していたからだ。

さて、このハマムだが、全身をふわふわの温かい泡に包んでくれてマッサージを受けるものなのだが、

画像は、FREEPIKから拝借

蒸気ムンムンの薄暗い部屋で、ぽっちゃりしたおじちゃんが、腰にタオル一枚で「ぐぅ〜〜〜ど?」と聞きながら、アワアワになった身体を柔らかい手つきでマッサージしてくれる。
この後にキンキンに冷えてやがる冷水を浴びるのだが、とてつもなく整う。

そしてギリシャといえば、地中海料理!
地中海料理といえば、魚介類!!
魚介類といえば、そう軟体動物!!!
(僕は大のイカタコ好きである)

料理が揃ってからイカタコしかないことに気づく

ビールでクイっと喉を潤してから、好物に埋もれる。
その幸福度については、わざわざ言語化する必要もないだろう。
こういう奴がいるから、クラーケンは生まれてしまったのかもしれない。
ごめんな、イカタコ。

※本文章における、理論・効能・効果・主張はすべて筆者の空想上・理想上のものでありフィクションです。信じないでください。


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