【旅】京都(2023年終わり)
はじめに
年末に12年振りに京都へ行った。行き帰りの京阪特急で2023年の振り返りをしたいと思っていたが、京都には思い出とゆかりの地が多すぎて、ほぼ半生を振り返ることになった。
京都への一日旅
四条駅で降りると、駅の名前が『祇園四条』に変わったことを改めて認識。言われてみれば、確かに電車の車内アナウンスもそう言っていた。
地上に出ると、まず鴨川の景色。かつては当たり前のように眺めていたこの景色も今では10年に一度のレア度になった。ただ、変わらず美しい。
外国人観光客で賑わう花見小路を横目に参道を進み八坂神社へ。八坂と言えば恋みくじ。これもいつ以来だろうか。以前、凶を引いた記憶があるが、今回はどうだろうか。
とか思ってたら、今回も凶。
あかんやん、やはり呪われているのか!?
気持ちを強く持って、八坂神社を後にして石畳の道に入ると急に人がいなくなり、さながら異世界に続くみたいな感覚があった。
そして、18年ぶりに、八坂の五重の塔へ。
今日、家を出てからここに至るまでの道のりは、幼少期、学生時代、社会人になってからの時代に触れる場所ばかりだった。無意識はいろんなのことを思い出していたのかもしれない。
懐かしさを感じるとともに、得たものも多いが失ったものも多い中で、これまでの人生を総括し、なんとなく今なら笑って死ねると思えた。死ぬ前にもこんなふうに思えたらいい。そんな感覚だった。
そして、予約していた近くのレストランへ。この場所で家族と食事ができる幸せを感じつつ、とても穏やかな時間を過ごせた。
(食事を終えて少し時間があったので、清水寺に行こうと思い、歩き出すも人が多すぎて途中で断念。)
そして、2024年
年明け早々の地震や航空機の事故により精神的にダメージを受けたのか、このnoteを書くのも遅れてしまった。
年末に家族で集まって、紅白なんかを見ながら、穏やかな時間を過ごした次の日に地震によって日常が失われたら、、
次に帰省するまで、この大阪や京都が今のまま残っているとも限らない、、
など思うと、なんともやりきれない気持ちになる。
人生は有限。チャレンジしたいことは山ほどあるが、いつ何があるかわからない中で、家族の近くにいる時間と環境を大事にしていきたいと思う。
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