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土地の引き渡しって何をするの?

土地から探してマイホームを!という人は当然、土地を購入した上で建物を建てていくことになります。その過程には、「土地の引き渡し」というものがありますが、これって具体的に何をするの?と思いませんか?

私たちも土地探しから家づくりを始めました。そして、「土地の引き渡し」と呼ばれる日を迎えました。土地って持って運べるものではないし、引き渡しの日には一体何が行われるのでしょうか。

土地の引き渡しって?

結論から言うと、土地の引き渡しというのは、土地の代金の決済や登記ことを言います。土地は、Amazonで商品を買うように、直接動かして渡すことはできませんので、「引き渡し」と言われても不動産業界以外の人には何をするのかよくわからないものです。不動産業界ではきっと当たり前の表現のようで、「具体的に何をするんですか?」と聞いても「引き渡しです」という回答で済まされました。

どこでやるの?

土地の引き渡しは、ローンを契約する銀行で行いました。銀行には、私たち買主の他、もともと土地を持っていた売主、そして双方の仲介をしている不動産屋の担当者、そして土地の登記を担当する司法書士が集まります。コロナ禍ですが、小さなミーティングスペースに一堂に会して手続きを進めました。

必要なものは?

この日に必要なものは、身分証明書や実印、銀行印に加えて、土地売買の契約書や付随する覚書、そして建物の契約書などがあります。必要なものは銀行と不動産屋の両方からお知らせがありますので、自分で詳しく調べる必要はありません。ただし、忘れ物があると関係者全員を待たせて取りに帰る必要があるそうなので、要注意です。

何をするの?

まずは、融資の実行です。融資が実行されると、買主の口座に土地代金が入金されます。土地を購入するためには、当然、これを売主に支払う必要があります。最近は電子取引になることもあるようですが、私たちの場合はその場で振込伝票を書いて、土地代金を支払いました。

支払いは、まずは売主へ土地代と固定資産税、そして仲介した不動産屋に仲介手数料、そして司法書士に登記手数料、というようになかなか複雑です。当然、買主側の仲介をしている不動産屋、つまり住友林業ホームサービスの担当者がサポートして、ここにはいくら、ここにはいくらというように振込額を正確に計算して手続きを手伝ってくれます。

また、登記のための書類作成などもあり、書くべき書類がたくさんあります。しかしこれも専門の皆様(司法書士、仲介業者)が的確にサポートしてくれる(彼らはこれが仕事)ので、心配無用です。

ちなみに、事前に住友林業の営業さんに聞いたときには、大まかな流れを教えてくれましたが、基本的に流れに身を任せて、忘れ物さえしなければ大丈夫と教えてくれました。

その他の手続き

引き渡し当日の手続きの他にもいくつかやることがあります。

引き渡しの日までに、土地の現地で境界や土地の状態(更地引き渡しなどの条件に沿っているか)の確認があります。また、引き渡し後には権利証などが郵送されてくるので、これを確実に受け取るという作業があります。これらをすべて終わらせて、土地の取得が完了ということになります。

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