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イギリスをさまよう女の記録

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31歳無職女イギリスに引っ越しました。
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#スコットランド

私の中の未知のキャンキャンOLマインドよ、いったい今までどこへいらしたの

「金とか仕事とか身長とかどうでもいいし、そんなんよりその男の生き様が大事なんだよ」と野毛…

DJ DOSANKO
5年前
21

昼と夜と朝の間を縫って歩こう、ああダンスフロアはパンダでいっぱいだ

土曜日の夜、いつもと違うパブに行ってみよう、と思った。そこで私はやたらユーモアセンスの高…

DJ DOSANKO
5年前
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イケメンの家でハム食べながら泣く女

恋をすると私はみすぼらしい。 自分が、とんでもなく弱くかなしい生き物に思えて仕方がない。 …

DJ DOSANKO
5年前
30

やさしくされたらもう野生に帰れない

日がな一日ジョージから連絡は来ないものかと逡巡して過ごす。 彼とわたしは合わない、という…

DJ DOSANKO
5年前
14

ポストにお花が投函されるファンタジーアパートでギリシャ人オネエと茶しばくアフタヌ…

グラスゴー、今日は久しぶりに天気がよく、黄色い花や桜がふさふさと揺れていた。川沿いの公園…

DJ DOSANKO
5年前
11

トマトパスタと愛おしさよ春の夜を私たち踊り明かそう

気づいてしまった。 朝起きて、寝癖にバスローブのまま自然とジョージが散らかした食器や洗濯…

DJ DOSANKO
5年前
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初めて男の人に鳥になってくれと言われた春

すっかり飲みすぎて目覚めればとっくに昼過ぎ、のそのそ起き上がり冷蔵庫を開けると、そこには私宛のメモが貼り付けてあるプレートがあった。 「Good Luck! :) Love, セリーヌより」 プレートの上には、綺麗に焼かれた薄いクレープが何枚も重なっていた。 メモの端には、「ジャムか砂糖をつけて食べるとおいしいよ」と思い出したような走り書きがしてある。 そうだった――私は、きょう新居に引っ越してしまうセリーヌと、最後に朝ごはんをいっしょに食べようと約束していたんだった。

さみしさのあまりスコットランド人の兄ちゃんの家に転がり込む

ひょんなことから、知り合ったばかりのスコットランド人の家に転がり込んでいる。 いまみたい…

DJ DOSANKO
5年前
19

グラスゴーでヤク中のファッキュー男に追い回される

先週まで私は、ハイランド地方、ダンフリースとスコットランド内を北へ南へ渡り歩き、たくさん…

DJ DOSANKO
5年前
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愉快な漁師たちに会いに行ったらポップコーン大好きフェミニストおばさんに睨まれる

(※映画「ビリーブ 未来への大逆転」のちょっとしたネタバレ注意※) またも、雨。 なんだか…

DJ DOSANKO
5年前
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グラスゴーのライブハウスでなぜか顔パスになる

雨の中めげずにライブハウス通いを続けている。 昼間観光もせずにせっせと家探し職探しに歩き…

DJ DOSANKO
5年前
11

心の中のパンクスが騒ぎ出すガッデムグラスゴー

すでに心が折れそう。雨雨雨風の嵐である。なぜグラスゴーの人々は皆雨なのに傘をささないんだ…

DJ DOSANKO
5年前
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世間体を気にするガーナ人とのスペイン爺をめぐるケンカ

とにかくしょっぱくないなにか新鮮なものを食べようと共同キッチンでほうれん草とトマトを炒め…

DJ DOSANKO
5年前
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