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しんどい時に聞く曲リストを作った。

エビ中にハマっている。

小林歌穂さんにやられっぱなしの毎日ですが、皆さんいかがお過ごしですか?

私はと言うと、なんでかエビ中聞けない期に突入していました。嫌いになったとかじゃなくて、『うぉー!エビ中眩しいー!ちょっと今無理ー!』って感じで。
基本的に気持ちは元気なわけなのですが、30越えてそこそこ生きてるわけですが、やっぱり将来の不安は付いてまわる。

原因としては、結婚しなくてもいい時代である今現在。私は反時代的に結婚したい側の人間だ。
なんで?って聞かれるけど家に人がいて欲しいとか、1人で夕飯食いたくないとかそういう理由なのだけどね。

『結婚しても死ぬ時は1人だよ?』
って言われたんですが、1度でも選ばれた経験があるかどうかは天と地ほどの差があると個人的には思っているし、思い描くのは孤独死。
3週間後に大家さんに見つけられるビジョンしか見えないし、個人的には嫌だなと思う。
そして、ゲーマーである発言者に『トロコンしないの?』と聞いてみると『あー。なるほど』と、正しいのか正しくないのか分からない喩えで納得して貰えた。

ここまで書いといてなんだが、もちろん結婚しない選択をされてる方を下げる内容では無いし、むしろ結婚しなくても生き生きしてる方は、めちゃくちゃ輝いて見える。
1番嫌なのは、そこに対して自己肯定感をつい提げてしまう私自身だ。

ちなみに、マッチングアプリとか街コンとか何度かしたことはあるけど、そもそも前提としてアリかナシか天秤にかけながら天秤にかけられる飯は美味いはずがなく、なんっっっっっっにもなっていない。
自己肯定感がすこぶる低いのも理由だろう。

そんなこんなで、結婚したいというスタートから、自己肯定感の低さの再確認までアクセルベタ踏みで突っ込んで、何となく『しんどい』になり、気持ちがついて行かないので、エビ中を聞く回数が減っていた。エビはなんにも悪くない。

こういう時に、決まって聞く曲があってそういう曲は総じて暗く、気持ちにハマる部分9割、仕方がないから生きてやるかが1割位の割合で構成されていて、メンタルの回復はこれくらいの曲がいいなと思うので、今回共有します。

1.ネプトゥーヌス/サカナクション
2.やさしさ/チャットモンチー
3.1619Khz / Chouchou
4.Project Blue / Base Ball Bear
5.夢 / Maison book girl
6.春と修羅 / きのこ帝国
7.独白 / amazarashi
8.ぼくはバイセクシャル / 清竜人
9.蒼き日々 / plenty
10.四文銭 / MOROHA

1.ネプトゥーヌス

サカナクションのカップリング曲なので、ライト層の知名度は比較的低いだろうけど、5本指に入るくらい好き。
『暗い部屋を海として泳いだ』『潜り込んだ布団砂で、明日を見ないようにしていた』って1文から、電気を消した部屋で横たわっているのがわかる。
寝る前ってネガティブになることめちゃくちゃ多いじゃないですか。
それです。結局空いた時間で暗い事考えるとしんどいんだけど、夜ってなんか肯定してくれてる感じでいいよね。いいんですよ。

『僕は砂』の繰り返しで、そのまま眠りについていく感じもとても良いです。寝れば忘れるは嘘かもしれないけど、寝たら多少はマシになる。

2.やさしさ

チャットモンチーのアルバム曲。
『確かに私はダメなところ多いけど、それを全部まるっとひっくるめて許してくれるのがやさしさじゃない?(圧)』と詰め寄られているような曲。
私は押しに弱く(推しにも弱い)この文言で結構突破されて、偉いことになった事例がある。
線引きして行かないと、一方的にメンタルが削られてしまうので、気をつけたいんだけどそれが上手くできないところは、私の良くないところだなと思う。

個人的にピンポイントでしんど...ってなる曲だけど、言ってる側の言い分を理解して、お互い弱さを認められるのが正当な関係だと思う。

3.1619Khz

怖い。
高速道路情報がずっと流れてるのだが、怖い。
自分の中のトラウマとか、引っかかりとか、未だに『同じ時間』の中で動いているかもしれないという曲(だと思っている。)

首都高乗ってる時に、ランダム再生で流れてしまってすごい怖かったのを覚えている。
怖い。


4.Project Blue

『この人達は多分何しても好き』の盲目的好きバンドのBase Ball Bear。
この頃は4ピースのバンド編成なのだが、これだけ広がりをもたせられるのはすごい。
自分ではどうにもならない、大きな流れの中に飲まれてしまったようであり、とてつもなく巨大な生物と遭遇してしまったとか、個人1人の力でどうにもできない感じがあり好き。

最後の逆再生パートも好き。『なんて言ってるかはライブで確かめてね!☆』って出た当初言ってたけど、全然ライブでやってくれない曲筆頭。

5.夢

突如、この世界からいなくなってしまったMaison book girl。
アルバム単位で異常な出来の良さなのだが、そのアルバムの中の最深部がこの曲だと思う。

『覚めていった夢の続きを探す』

という一節から始まるサビは、潔癖なほど美しく広がる。1度しかライブで見れなかったけど、その1度が美しすぎて未だに思い出す。
カサブタ触るみたいな気持ち。

6.春と修羅

自分じゃどうにもならない時に聞きたくなる曲。
まぁ、対象の相手が100%悪くても実際に事を起こしてしまったらこっちが悪くなるわけで、脳内で補完するしかないのだけど、こういう感情は結構大事なんじゃないかと思う。

こちらの過失が仮にあったところで、そこを考慮してる余裕なんかない時に聞くと、気持ちを代弁してくれていい感じです。
きのこ帝国は良いぞ。

7.独白

声をあげなければ、飲み込まれて全てなかったことにされてしまう気がする。
たとえよくある話でも、よくある話で片付けられたくない時もあるわけで、そういう時は近所のカレー屋さんとかで散財するしかない。
家にいると病むので、いつもより外出の回数が増える。
音楽とか漫画とか映画とか、他人の言葉をたくさん吸収して、美味しい物食べて、サウナ行って、そういうサイクルで数ヶ月過ごせば、言語化して呑み込める段階までいずれ来る。気がする。

8.僕はバイセクシャル

整形とか、性転換とか、改名とか、個人を決定づける要因を簡単に変更できてしまう現在において、何を元に自分を定義し、何を元に相手を愛せばいいのかという曲。
何か特筆した要素がないにせよ、生きていけた時代だったのに動画サイトの登場で、何か一芸を持っていないと『つまらない』のレッテルを貼られたような社会になってるのは、何となく生きずらいなと思う。
本当はそんなことないはずなのに、一芸を持ってないと他人から見て貰えない感じがして、齧る趣味の数だけ増えてくの嫌だね

9.蒼き日々

私はこの曲がめちゃくちゃ好きでたまらない。
リリースされた時、私はまだ10代だったのだけど、『朝が来るまでは僕だけが正義』という歌詞にめちゃくちゃ助けられた。
共感ではなく定義付け。
自分の気持ちに、名前がつかなくてモヤモヤしてる人って多いと思う。だから、薄っぺらくてもいいから『正義』って名前をつけて過ごして、夜をやり過ごすしかないんじゃないかな。

私はもう、この曲を好きだけど繰り返し聞くことは無い。比較的元気なので。
でも、刺さってしまった当時の自分と、刺さってしまう誰かのことを、否定したくないなと思う。

10.四文銭

ちょっと気持ちが治りかけの頃に聞くと効く。
心にくる。
MOROHAは歌詞以外に、動画やテイクによって言葉が添えられることがあるが、私はこのアルバムの最後の問いかけが好き。
『音楽の中に答えは無い。音楽は誰の明日にもなれない』って言って問いかけは続くけど、それ以上の希望が込められている。

『ええやんええやん。お前最高やん』という、自室に土足で踏み込んでパーティー始めるような曲は受け付けないし、『WANIMA聞いて元気出た😭』という人は元から元気だったんじゃないのか?という腐った考えを持っているから、基本応援ソングって聞かないのだけど、MOROHAは一緒に泥水啜ってくれるから、ちゃんと言葉が落ちてくる。

以上。
10曲のプレイリストです。

テーマがテーマなので、Twitterとかで描きにくい内容かもしれないけど、どこかの誰かの何かに引っかかったら嬉しいなと思う。

私個人としては、自分が望むような結果に繋がる道筋はまだイメージできてないわけで、直ぐに何かが好転する気配もないし、自分でコントロール出来ないことに対してもやもやしてるわけだけど、楽しいことしながら何とか誤魔化しています。

今回の曲がこっそり刺さったら、こっそり何が刺さったか教えてください。
教えたくない人は、無言で最近食べた美味しいものの画像をください。寿司とかだと嬉しいです。

今?今ですか?
今はこの前いい感じの写真が撮れたのと、小林歌穂さんのツーショット会が近くて、めちゃくちゃいい感じなので、頭からポップコーンって感じです。

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