ツインソウル　魂の衝撃

滅多に巡り合わない

と言われるツインソウルが

お互いの存在に気づいた時。

天地がひっくり返るような

強烈な衝撃が全身全霊を貫く。

時間の感覚が揺らぎ

空間の感覚も歪む。

かつて得ない、その体験に

驚き、圧倒され、揺さぶられ

手当たり次第

手がかりを得ようと

調べ始める。

この体験は一体、何なのか、ただ知りたくて。

インターネット越しに

ツインソウル　ツインレイ  ツインフレーム

といった言葉に遭遇する。

どうやら、これかもしれない。

この出逢いは

偶然にしては奇妙過ぎる

相手と自分は

相対しているのに

不思議な共通項をもつ。

まるで、同じブループリントで

人生の軌跡を歩むように。

ツインソウルという言葉に

安堵を覚えつつも

それは言葉の上での定義に過ぎず

実体験は容赦ない。

心の扉がこじ開けられる。

それはそれは痛いほどに。

胸が痛い。

今まで閉じて開かなかった

重い錆びた扉が

ギイっと音を立てて開いていき

堰を切ったかのように

あらゆる感情　あらゆる過去　あらゆる想い

が嵐のごとく吹き荒む。

ツインソウルに気づいてしまったら

一瞬たりと

その存在が胸の奥から消えることはない。

どんなに遠く離れても

どんなに長く別れていても。

年齢も姿形も関係ない。

剥き出しの開かれた胸の

奥の奥

柔らかな光と静寂が座する場所。

そここそが、ツインソウルがいる場所なのだ。