見出し画像

一人暮らしのマインド節約術

ここ1ヶ月くらいまた感染者数が過去最高更新なんて連日報道されているので、旅行とか飲み会とか遊びなどは落ち着くまで自粛モードにと思っている。職場でも濃厚接触や体調崩して休む人も増えてて、もう他人事じゃないなという感じ。

そんな最近の私がハマっているというか普段から意識し始めているのが、「節約」である。できる範囲でのゆるいやり方ではあるがそれだけでも効果的面で、いかに今まで無駄が多かったかというのを始めてから実感しつつある。

まず、節約といっても細かくルールを決めてストイックにやるのは私の場合続かない(ダイエットと同じ)と思っていたので、とりあえず精神面から意識を変えていくマインドフルな節約生活を始めることにした。(英語の使い方合ってるか微妙)


まず、主なルールとしてはたったこれだけ。
・無理はしない
・食べたいものは食べるし、買いたいものは買いたい時に買っていい
・栄養バランスを考えた食事を摂り、できるだけ毎日少しは歩く
・スーパーの買い出しは2日に一回以下
・財布に足すのは一万円ずつ(臨時の出費がある時以外)

とこんな感じで、今のところこの5つを意識するだけでものすごく出費が減っている。

まず「無理はしない」「食べたいもの・買いたいものは買いたい時買う」という項目でいかにこの節約がゆるいものかわかってもらえると思うが、大前提として我慢することはほぼなく、私の節約法はただ生活の中で「常に少しお金を意識しとくだけ」ということなのである。

例えば昔テレビでやっていた「1ヶ月1万円生活」なんかをみていると明らかにめちゃくちゃ過酷だし、お腹はすく、いいものを食べられない、健康的ではない、物欲は一切封じ込めて楽しみがない、といった感じに見えた。

そりゃ1ヶ月一万円で生活できればそれだけのお金は貯まると思うが、流石に人生が楽しくなくなるし、健康にも良くないし、心も落ちてくるだろうと思う。現に見ている限りその生活を続けてる芸能人たちはみるみるみすぼらしくなっていっていたとうっすら記憶している。私は流石にあそこまでしてお金を貯めたいとは思わなかった。

そこでそのテレビでの節約番組を反面教師の教訓にしつつ、そこまでストイックではなく人生を楽しみながらできる範囲で自分に合った節約をする方法を模索してみようと思ったのだ。

まず今の自分の人生の中で優先順位が高いものを考えると、第一に食事であった。私の今の1番の楽しみであり、元気の源や生きるためエネルギーであると同時に、外食や料理などは自粛期間中の貴重な娯楽でもある。これだけは毎日元気に生きるために最低限必要だと判断し、しっかり毎日栄養のある、美味しいもの、その時食べたいものを我慢せず食べていようと決意した。

もともと夜勤明けの疲れている朝は毎日自宅近くのファミレスや定食屋で外食するのが基本で、休日も食べたいものがある時や少しリフレッシュしたい時などは外に食べにいっているのだが、節約生活ではそこも制限していない。
しかし、それ以外では基本的に「自炊」して自分が食べたいもの、栄養のある食材を料理して食べることにしている。仕事の後やよほど疲れている日は一日一食くらいは外食や買ってきたご飯を食べるとしても、それ以外のは全て自炊することで調理費などを浮かせられるのだ。調子が良ければ1日3食自炊することも多い。そういう日は電車でどこかにいったり買い物に行かなければマジで1日1円も使わなくていいので、少し得した気分だ。

そんな自炊中心の生活の中、ここ1ヶ月感染者激増の関係でなるべく人混みに行きたくないのもあったり、節約を意識し始めた影響で買い物に出かける頻度を減らそうと思った。そこで実践しているのがまず「万能な食材を常にストックすること」だ。

例えば私の場合絶対に常に家に置いてあるのは、卵、キャベツ、ねぎ、玉ねぎ、ピーマン、にんじん、ウインナー、ハム、あたりだ。あとは納豆、トマ缶、ニンニク、きのこ、豆腐なんかもほぼ切らさない。これだけあればマジで少し買い足すだけで大体色んなものが作れる。

ご飯を温めればチャーハンやオムライス、パスタを茹でれば納豆パスタやトマトパスタやペペロンチーノ、魚をかえば焼いた野菜などと合わせて和食定食、各種お肉をかえば野菜炒めやら唐揚げやら鍋やら中華やそぼろご飯など、もう一人暮らしの自炊で困ることはほぼない。お肉も私の場合パックのひき肉は3日、鶏肉や豚肉や魚は2日くらいで食べ切るので、これを買ってしまえばこの期間買い物に行かなくていいし、他に必要なものはお肉や魚と一緒にまとめて買うので、しばらくは買い物に行く必要もなくなる。

この時、その2・3日で必要なものを買うためにある程度作るメニューを決めていった上で買っていく。前の私なら買い物にいくと目についたものを買ってしまうところがあったのだが、ここでストッパーとなってくるのが、「財布には一万円しかない」という事実である。実はこれが節約生活の中でなかなかに効果的な要素だと思っている。

節約生活を意識するようになってから、まず給料日にお金の振り込みを確認した時にやることが、1ヶ月の家賃プラスアルファの生活費を引き出し、それを家の封筒に入れておくことだ。

賃貸の我が家は大家さんに月末くらいまでに手渡し方式なのだが、その月の家賃を支払い終えたらいくらか余分に引き出した分が残っている。そしてその幾らかの現金を家に置いた状態で、「今月はこれだけで生きていく」と固い決意を決めるのだ。

節約生活を始めた頃はまだその引き出し金額も安定していなかったし、臨時の出費も色々あると、結局その引き出していた分のお金では足りなくなって後から数万円ずつまた引き出していたのだが、ここ数ヶ月は臨時出費を含めても最初に引き出したお金で収まるように「調整」できるようになった。

大体の自分の月のやりくり金額相場がわかってきたのと、節約スキルの向上もあると思うが、その引き出したお金のうち「財布には一万円ずつしか入れない」というルールを決めたことによって、「この一万円で何日生きられるか」という自分の中でサバイバルゲーム感覚で楽しめる要素になってきて、それが知らず知らず潜在意識となり、普段の食料の買い出しや本屋での本を買うとき、そしてコンビニや自動販売機など寄り道の誘惑でも作用してくる。
必要なもの以外で目についたものを買うかどうか迷った時に、「今日は財布に1万円しかないし、残りを考えるとこれで〇〇日までは持たせたいから、ここは我慢しよう」と私はこの一万円ルールによって何度も無駄な出費を抑えてきた。もちろん美容院や病院など必要な臨時出費の時はその分多めに財布に入れたりはあるが、これを始めてから基本的に普通に生活する分には一万円で何日も生きられることがわかったし、自信になってきた。

そして最後にこの節約生活において私が大事にしたいと思っているのが「健康的に生きること」で、このために「食事の栄養バランスと少し歩く」という項目を入れている。

買い物も2、3日に一回にして一万円でどこまでやりくりできるかということだけを考えると、どうしてもインドアというか家から外に出ない生活になりがちだし、安さや手軽さだけを考えればインスタントや冷凍食品やコンビニ弁当が一番かもしれない。

ただ、私は「健康かつ充実した生活をする」というポリシーを掲げて節約を意識しているので、これで体調が悪くなったりはしたくないのだ。そこでこの自炊中心で栄養のバランスを考え、野菜や栄養素を意識的に取るようにしている。またこれは少しまだ実践不足だが、なるべくなら買い物に行かない日も少し散歩に行くとか、知らない街に行ってみるとか、なるべく無駄なお金を使わないようなリフレッシュ外出を心がけたいと思う。


以上が私の最近実践しているマインド節約生活だ。本当に少しの考え方を変えたり工夫してみるだけなのだが、私的にはそんなに無理もなく、ただ無駄なものはこの考え方だけで結構省くことができて1ヶ月単位でも結構違いが出てくる。

実は前の私ならお金がなければ副業のアルバイトを探していたし、実際このコロナ禍になってからもアルバイトを探したりしていたのだが、この不安定なコロナの状況だったり、本業の職場がコロナにかなり敏感なのもあり、必要以上に無差別に人と接するのも少し控えたい気持ちに変わっていった。

そこで初めて節約をというものを意識して生活するようになったのだが、意外と楽しいものだと気づいたし、何より自分自身の人生や幸福や生活において本当に必要なものを見つめ直すいい機会だなと思っている。

経済状況も生活のスタイルもそれぞれだと思うので、あくまで私のやり方すが、「生活水準を下げる」という意識はなく楽しくできる範囲で出費を抑えてみるのもいいかもしれません。それでは、楽しく健康に慎ましく生きましょ〜!

頂いたサポートは感謝とともに大切に使わせていただきます!