見出し画像

新型コロナワクチンQ&A(5-11歳)検証 Vol.2

前回の

に引き続き新型コ口ナワクチソQ&A(5-11歳)を見ていきます。

発症予防効果については,以下の分科会資料に記載されています。

本申請で提出された免疫原性データは本薬 2 回目接種後 1 カ月時点までのデータであり、5 -11歳の小児における本薬接種後の時間経過に伴う中和抗体価の推移は不明である

となっており,5-11歳の特例例承認報告書を基にしたものです。
1カ月後には効果あったけど時間が経つとわからないものを特例承認した上に,Q&Aで「デルタ株等に対して、中和抗体価の上昇や発症予防効果が確認されています」とAnswerし,1カ月経過後の効果にはは全く触れない。
とても,子どものことを考えてやっているとは思えません。

 さらに,

これらのデータはオミクロン株が流行する前のものであり、小児における、オミクロン株に対するエビデンスは必ずしも十分ではありませんが、新たな知見が得られ次第、速やかにお知らせしてまいります。

とのこと。
オミへの効果が明らかではないとわかっていて,オミの感染予防のために接種補推奨しますというのは,もう詐欺のレベルでしょう。
少なくともオミに対する効果が明らかになってから接種開始すればよく,慌てて見切り発車しなければならない理由が何かあるのでしょうか?

 

と,ここに来て,2022年2月28日にニューヨーク州立大学とニューヨーク州立保健省が次のような論文を発表しました。

11% Vaccine Efficacy for Children 5-11
The researchers discovered that after two doses of Pfizer’s mRNA-based vaccine dropped from about 67% efficacy against Omicron infection to only 11 % about one month after children between five and 11 years old

5〜11歳の子どもではワクチン有効性は 11%だった
研究者たちは、ファイザー社の mRNAベースのワクチンを 2回接種した後、オミクロン感染に対する有効性が約 67%から、5〜11歳の子どもでは 2回目の接種を受けてから約 1か月後にわずか 11%に低下したことを発見した。有効性が大幅に低下していた。

 厚労省が不十分と言っているエビデンスが公開されたわけです。
それも,論文ですので,ファイザーの手前味噌データよりも信頼性が格段に高いものです。

厚労省が「5~11歳でも、16~25歳と同程度に抗体価が上昇し、有効性が評価できるとされています。」と言っていた根拠が覆されたのです。
本来なら,このような研究結果が公開された時点で,直ぐにでも接種を中断させ,今後の対応を再検討すべきだと思います。
厚労省が本当に子供のことを思っているならですが。

厚労省は
「新たな知見が得られ次第、速やかにお知らせしてまいります」
と言っています。
新たな知見が得られたわけですから,速やかに公式に何らかの対応をしてもらいところですが,お役所仕事の筆頭である厚労省の言う「速やか」というのは,「半年~1年」という意味です。
外部からどんどん圧力をかけて,「速やかに」動かざるを得なくさせましょう。


ということで,「新型コ口ナワクチソQ&A (5-11歳) Vol.3」に続く。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?