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"救急搬送困難事案数"の違和感

過去に,
・超過死亡の増減がコ口ナ感染者数と連動している
・コ口ナ感染と💉接種が連動している
という記事を書きました。
この点について再考したいと思います。

新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードには「救急搬送困難事案件数のトレンド」という資料があります。
前提として,この資料は緊急搬送困難事案件数の変化を示すものであり。緊急搬送件数の総数は示されていませんが,救急搬送困難事案が増加しているということは緊急搬送件数が増加しているはずです。救急搬送数が増加していない,あるいは減少している時に救急搬送困難事案が増えているのであれば,コ口ナ以前に日本の医療体制の致命的欠陥であり,さすがにあり得ないと思います。
次に示す最新の「救急搬送困難事案件数のトレンド」(2023年4月5日に開催)にある「人口10万人あたり救急搬送困難件数のトレンド」という図を見ると,コ口ナの波に合わせ増減していますが,波と波の間の感染が少ない時期でも赤破線のように救急搬送困難事案件数のベースが徐々に増加していることが分かります。

また下図は,救急搬送困難事案について「コ口ナ疑い」と「非コ口ナ」に分けて週毎に集計したものです。

この図に,💉接種数,コ口ナ感染者数,重症者数,死者数の図を時間軸を合わせて並べてみると以下のようになります。(別々のデータのため厳密に時間軸を合わせることは困難で,数日のズレは有り得ます)
この図から,コ口ナ感染,ブースター接種数と救急搬送困難事案件数および救急搬送数は連動していると考えられます。

とすると,以下の様な疑問が発生します。

①コ口ナの感染が少ない平時でも緊急搬送件数が徐々に増加していて,非コ口ナの救急搬送困難事案は,感染者数がほぼゼロの時(例えば第5波と第6波の間)も1000件/週の頻度で発生している
⇒何故,平時の緊急搬送件数が徐々に増加しているのか?
 何故,平時に非コ口ナ患者の救急搬送困難事案が多いのか?

②救急搬送困難事案のコ口ナ疑いと非コ口ナは連動して変化している
⇒コ口ナ感染拡大とコ口ナ疑いの救急搬送困難事案が連動するのは理解できるが,何故,非コ口ナの救急搬送困難事案も連動して増加するのか?
しかも非コ口ナの方が数が多い

まず,①は平時,すなわちコ口ナ感染拡大していない時の話ですので,コ口ナ感染が原因でないことは明白です。
③も非コ口ナはコ口ナ指定医療機関でなくても受け入れてくれるはずなのでコ口ナ感染拡大とは直接の関連は無いと考えられます。(間接的に何らかの影響は有るかもしれませんが)

コ口ナ感染拡大と関連していないとすると,どのような原因が考えられるでしょうか。
やはり,一つの仮説として,③は,コ口ナ感染はしていないけれど緊急搬送される人が多かったということであり,コ口ナ感染ではなく追加接種数と連動しているように見えます。すなわち,コ口ナではなく追加接種後に体調悪化により救急搬送されたケースが増加している可能性を否定できないのではないかということです。
また,①は,追加接種の直接的影響は無いと思われますが,徐々に増加している状況から,💉による時限💣の作動する人が増加している可能性も考えられます。
また,メディアも専門家も口を揃えて,救急搬送困難事案の原因は医療逼迫だと公言していますが,平時に,しかもコ口ナ疑いの搬送よりも非コ口ナの救急搬送困難事案の方が圧倒的に多い状況を考えると,医療逼迫以外の要因が何かあると考えざるを得ません。

第8波が収束している2023年3月末の時点でも3000件/週の緊急搬送困難事案が発生していることも驚きです。それも非コ口ナばかり。
確かに,実感として昨年よりも救急車の音を聞く回数が増えています。
現時点で詳細は不明ですが,これまでの奴らの対応から推察すると,まだ何か隠していることがあるのではないかと勘繰ってしまいますね。

自身に体調不良がないため,未だに超過死亡も💉後遺症も他人事のようにとらえている方が大多数ですが,国民の9割は「明日は我が身」というリスクを抱えていることをお忘れなく。


また,2023年3月23日に,第11回医薬品等行政評価・監視委員会が開催され,資料が公開されています。

HPVワクチソとゾコーバの緊急承認審査報告が議論されているようですが,内容詳細については議事録公開後にまたレポートしたいと思います。

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