20220922_カリスマ...?
AirPods Proがそろそろ届くらしい。想定より一日早くて楽しみ。
「ひりひりとひとり」の台本を読み返していた。また泣いてしまう。なんだろうあのカタルシス的な感覚。
人は創作物に触れるとき、きっと誰しも共通点を探すと思うのだが、「ひりひりとひとり」とわたしの人生の交点はわたしがずっと目を背け続けて考えないようにしている部分だったのだ。
「うちにだってそんな時代があった」という言葉も、けっこう心臓をえぐってきた。わたしはこれを持って帰らなければいけないし、その鈍く刺さり続ける棘はわたしが「ひりひりとひとり」を確かに現地で焼き付けてきた証となるんだろうなあ、と思った記憶がある。そして実際、そうなっている。
創作物で悲しい気持ちになること、もっと言えば感情を大きく揺さぶられることを極端に避けるきらいがあった。恋愛ものや家族ものはとくに避けた。しかし観劇という行動に関しては、揺さぶられた結果残る物は「確かに自分があの場にいたのだ」という保証にもなるんだなあという不思議な気持ちになった。
梅津瑞樹さんが好きだ。好きなんだけど、梅津さんのお芝居を見たいというのはただの好きとは違う気がする。とにかくお芝居が見たい、現地で。わたしはお芝居のことは何も分からないのに。その場の熱量に圧倒されたいし、それは好きな役者さんである梅津さんがいい。そういうシンプルな話。
いわゆる好きな声優さんとかだと、イベントなどでコーナーで何かされていたりとか、エピソードトークされていたりとか、そういうのを見にいくのが好きだった。
だが梅津さんへの「好き」は少し違う。もちろんご本人のお話もお聞きしたい。ひそあなの配信は大好きだ。でもやっぱり究極的には現地のお芝居が見たい。本当に不思議。
その、まだ自分でも解読できていない、持て余し気味の感情に向き合って解析してみたくて、わたしはまた次の公演のチケットを取る。
できれば刀剣乱舞以外が良い。刀剣乱舞だと自分の中でキャラクターを作りすぎていてしまって、梅津さんのお芝居というよりも山姥切長義に没頭してしまいそうだから。いや、それで良いんだろうけど、なんだかもったいない気がする。
あとは梅津さんの山姥切長義というのは、わたしのこの世で最も好きな要素の一つ同士を掛け合わせだから、現場で自分が爆散してしまいそうだから。などと言ってもし次にまた梅津さんが山姥切長義で出演されて、また公演があったら申し込んでしまうんだろうな。また、と書いたけれど刀ステは現地で見たことはない。
綺伝のDVDを頼んでしまった。発送通知が来たので非常に楽しみ。
オモコロブロスで「カリスマ」という名前のコンテンツを知った。
早速見に行ったが、やばい。何がやばいのかはオモコロブロスで散々語り尽くされているのでとくにわたしがここで書く必要もないだろう。とにかく「計算されたヤバさに思えてヤバい」という印象だった。
あと普通にボイスドラマが面白い。おそ松さんの脚本をされていた松原さんが関わっておられるらしいので、それも納得。あのシュールさは好きだった。
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