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さくらさくら 琵琶で弾いてみた


日本のうた「さくらさくら」を琵琶で弾いてみました。

現在「琵琶」と呼ばれている楽器にも案外種類があり、楽器の大きさや、弦の数、柱の数などにいろいろ違いがあります。
私の弾いているのは薩摩琵琶で、その中でも四弦四柱(四本の弦と四本の柱(フレット)をもつ)の古い形の楽器です。そのため、出せる音が限られていて西洋の楽器のような音階は出せないのだ、と師匠からも教えられていました。

確かに琵琶曲の中で使う音は少ないのです。
しかし、楽器自体は、糸(弦)を指で締めこむ強さを段階的に調節することによって音を作る仕組みなので、音域の狭さという制限はあるものの、その中でならどんな音でも出すことはできるはずです。

実際にやってみると、
音が出せるかどうかよりも、その曲が特色のある琵琶の音に合うかどうか、という問題の方が大きいと感じました。
その点、もともとがお琴の曲という「さくらさくら」は、琵琶で弾いても違和感が少ないように思います。
アレンジで琵琶らしさも少し入れてみました。

琵琶という楽器の可能性をいろいろ試してみようと思っています。

映像は、今年の新潟の桜です。
開花宣言の4月6日から本日17日の花吹雪までの桜の姿を集めてみました。
一気にぱっと咲いて、美しい時期に好天に恵まれた2024年の桜でした。

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