飲食店の雨の日対策
雨の日でも来店してくれたお客様に満足してもらう
雨のシーズンに備えるためには、事前に周到な準備をしていくことが大切です。分かっていてもなかなかそういかないのが現状では無いでしょうか?
本来は、4月、5月から始めまるのが望ましいのですが、基本は、雨にもかかわらず来店してくださったお客様を精一杯おもてなしすることに注意を払いたいところです。雨の日はお客様も少なめなので、そんなときはフロアに出て積極的にお客様と会話するなかで、「なぜ雨でも来てくれたのか」をお聞きしましょう。
恐らく近隣に住んでいる、または近隣で働いているお客様が多いと思いますので、お客様の印象に残るように精一杯のもてなしをすることで、リピーターになっていただけるかもしれません。
さらに、雨の中ご来店いただいお客様へ何かサプライズで特典を提供すれば、「今日来てよかった」と思っていただけるでしょう。可能ならLINEなどで、繋がるように努力してみましょう。
雨の日に来店してくれるお客様を把握し、それに沿う対策を
雨の日に訪れるお客様を把握し、そのうえで雨の日のサービスを検討する。狙いを定めたうえで集客するのとなります。
一般的には、
・近隣の方:雨の日の来店が最も期待できるグループ
・お一人様・年配の方:一度気に入ったお店にはリピートしやすい
・カップル・グループ:いつも決まった場所でデートや定例会をしている
雨の日でもご来店が期待できるお客様のいる「近隣」に対しては、チラシをポスティングなどのアプローチもおすすめです。日中にオフィスビルにあいさつ回りをしながらサービス券とチラシを配布する「外回り営業」をすればより効果的です。
雨の日にやることマニュアル」の作成
雨の日は、その日の集客ばかりに注力するのではなく、次に繋がる行動を取ることが大切です。
飲食店は月単位で売上を立てれば良いので、「雨の日にやるべきこと」を考える事も大切です。一番大事なのはご来店くださったお客様を大切におもてなしすることですが、それでも時間が余った場合は「顧客リストにご挨拶メールを送る」などの作業をおこなうのがよいと思います。
手書きのハガキは、メールなどとは違いお客様の印象にも残りやすいので、時間があるときこそできる販促です。また、雨の日にやるべきことをスタッフで共有できるよう、マニュアル化しておくことも大切です。
【雨の日マニュアル】
1:傘立てを準備し、入り口は入りやすい雰囲気かチェック
2:ご来店のお客様に「本日は雨にもかかわらず」とお礼を述べる
3:「雨の日サービス」から会話をしながら顧客カードの記入をお願いする
4:空き時間に既存顧客へのハガキ「雨の日レター」を手書きする
5:お客様情報の打ち込み作業
毎年恒例になりつつある「すぐにできる雨の日」販促
雨の日を逆手にとって「雨の日だけ飲める酒」をご用意しました。
その名も「照照坊主」
今話題の「夏焼酎」をコンセプトにご用意しています。
通常の焼酎のアルコール度数は、25度~30度のものがほとんどですが、「夏焼酎」といわれるものは、アルコール度数を20度前後としており、ゴクゴクと飲みやすく仕上げられています! 喉がカラカラになる夏にぴったりの焼酎です。今回の照照坊主はアルコール度数「12.5度」の焼酎で割る必要がありません。霧島山系NO伏流水を使用し、コクがあり、香り・味ともに優しい飲み口の「割る必要のない」カンタン提供焼酎で、ロックや水割り、ソーダ割りにあっています。
店内のPOP等でも雨の日限定を謳う事で事前に告知も可能です。
傘をお預かりする際に使える木札もあります。
雨の日は濡れたくない、傘を持つのが面倒といった理由で客足が遠のいてしまいがちですが、ちょっとした工夫次第で集客につながる可能性があるのです。オリジナルなので、店名を入れてもOKですしボトルキープでもお使いいただけます。
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