見出し画像

好きな場所で好きな人と好きなことを

生きづらさを感じているあなたに共感してもらいたくて、今日も綴る。

ヨガの仕事をセーブして、10年ぶりくらいのオフィスワークをはじめて早1ヶ月。
一緒に働く人たちは皆本当に良い人だ(ほっ…)。
ひとりでPCに向かって黙々とできる仕事が多く、実はカラに閉じこもりたがりの私には合っていると思う。

会社のある街はとてもにぎやかで、10年ぶりにアフターファイブの買い物なんか楽しんでいる。

悪くない。
だけど。

電車がしんどい。

最寄り駅からJRで30分乗るだけ。乗り換えなし。
朝8時過ぎという通勤ラッシュの時間ながら、座れることも多い。
座った途端に、意識が飛んだように寝てしまう。寝不足でもないのに。
帰りは始発なので、いつでも座れる。やはり意識が飛んだように寝る。
バッグはしっかり抱えているつもりだけれども、はたから見れば、おそらく実に無防備である。

眠いわけではない。
心も身体も持って行かれるような感覚と言えばいいのか。
「私」がどこかに行ってしまう。

ある種のタフネスはあるはずなのに、人が多い場所にめっぽう弱い。
社会生活に向いていないなと思う。

人の眠気を全身で受け取る。
人のいらだちを全霊で受け取る。
人の喜びも全身全霊で受け取る。

影響されやすい自分の性質を考えて、にわかに不安になってくる。
だけど私にはほしいものがある。

生活費!笑
誰にでも必要なもの。

ここまで向いてないことがわかったら、向いている仕事で生活できるようにすることを本気で考える時期なのかもしれない。
21歳で百貨店に就職した時に、コンプライアンスのコの字もなかった時代のセクハラやいじめに耐えかねた私は、自分が会社勤めに向いていないと悟った、その感覚はきっと正しかったのだ。

さて、私はどこへ向かおうか。
明日の家賃が払えるか心配しながらヨガのレッスンをするのはやめにした。
安心に安心を重ねて、好きな場所で好きな人と好きな仕事をして生きていけないものかと思案する夜。

生きづらさを抱えるあなたは、何を選ぶ?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?