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運用監視6年9か月から設計構築までの私のキャリアについてを語ります

よくよく考えれば、運用監視の脱却等システム運用監視について記事を書いていますが、
自分のキャリアについて語っていなかったので説得力がないなあって思ったので、私の今までキャリアについて書きます。

2011/4~2014/08(3年4か月)


【IT技術者のSES会社】
規模は200人くらいの中小企業です。

工業高校の情報系学科を経て入社。
上京して新社会人になったため、期待と不安で胸を膨らませる。
だが驚いたのが、4/1に入社後に4/6に即現場。
間に1日外部のコミュニケーション研修を挟んだのみ。

正直嫌な意味で驚いた。
高卒で右も左もわからない人間をすぐに現場に入れるのかと。

そもそも技術者を派遣する事業をやっているということに、高校出たばかりの私はさっぱりわかりませんでした。

最初の歓送迎会で8年間働いて辞める人に、
「石の上にも三年はいないといけないよ」
と言われましたが、働いていてその言葉は嘘だったということがわかりました。

夜勤地獄で手順見ればわかるスキルアップも期待できない仕事を3年も続けろって(笑)
結局3年4か月もやりましたが、長すぎるだろって思いました。
完全に失敗だったなと思います。

大事なのは、「転職と副業のかけ算」という本でも似たようなことを言ってたかなと思いますが、3年間続けるということよりも1年間でどんな成果をだしたかだと今は思います。

www.amazon.co.jp/dp/4594082726

この時代のキャリアについては、以下の記事でも語っていますので、よろしければ。
https://note.com/satton56874/n/n83d86ca981cd

この時は、「石の上にも三年」ということわざに洗脳されていたってのもありますが、3年間やりきったタイミングで転職を考え始めました。


2014/04~2014/08(4か月)


【転職活動】
入社4年目の始めになる4月下旬に転職活動を始めました。

転職理由は以下になります。
・前職の評価制度が皆無に近かったから(1年間で給料が数千円あがる程度)
・運用監視の何もキャリアアップにつながらない仕事から脱出したかったから。
※一生ぬるま湯につかるのは絶対に嫌だったから
・副社長や営業に資格を取れば異動できるか聞いたところ、資格を取っても異動できるかわからないと言われたから。
・運用80%/設計・構築20%の会社だと社長に言われていたから。

当時、WindowsServerにて手順書通りの仕事しかしたことがなく、
正直転職できるか不安でしたが、勇気を持って転職エージェントに登録し話を聞きにいきました。

4つ程転職エージェントに登録しましたが、一番使ったのは「リクルートエージェント」かなと思います。

当時まだ資格も基本情報技術者しか持ってなく、運用監視の手順書通りの作業しかやったことがなかったので、相手してもらえるか不安でしたが、結果的に転職できました。

転職先は、同じSES企業ですが設計構築がやりたい人を求めていた企業になります。

※この転職についても長くなるので、別でnoteを作成して語れればと思います。

2014/09~2017/12(3年4か月)


【2社目の運用監視保守業務時代】
転職先:200人くらいのSES企業
※入社してから現在(2019年)迄に2回合併したためもう存在しないです。

〇仕事内容
・主にアラート対応。何かあればエスカレーション
→アラートが鳴ったら、機器にログインしてサーバの状態やログを確認したり等
・入館申請や入館者対応等

転職してから1週間技術研修やコミュニケーション研修を得て、現場に配属になりましたが、24時間365日の運用監視だったので失望していましたが、ここの運用監視は違いました。

〇1社目と違う点
評価制度がきっちりしていて、リーダーや同僚のサポートが手厚い
・周りが資格取得に関して熱心でこのままここにいてはまずいと努力をしているところ
・年収が50万くらい上がった。
・手順書通りにやる作業だけではなく、手順書を作成したりというところにも関わることができた。
LinuxサーバーやCiscoのスイッチを触るため、コマンド知識が身につく
・運用効率化のためのマクロ等を自由に作れるところ
周りの同僚がいい人ばかりで嫌な人がいなかったこと。正直これに尽きる。

こんなにも違うのか!と正直驚きました。
前職がいかにブラックだったのか痛感しました。

ただ、1~2年もいたらLinuxコマンド等学べることは学べるので、
3年目くらいにはそろそろ設計構築に行かせてほしいと上司に訴えていましたが、やっぱりシフト勤務で辞める人もいたのでなかなかうまくはいかなかったです。

訴えまくって、やっと3年4か月目で異動できました。

※この時に設計構築にキャリアアップするためにいろいろやりましたが、
それについては、以下noteを見てもらえればと思います。
https://note.com/satton56874/n/n7d9004292ba8

2018/01~2018/12(1年)


【設計構築のデリバリー業務】
基本本社が拠点で、案件ごとにお客様先に赴いて構築するスタンス
この人生で一番辛かった一年かと思います。

〇やっていたこと
・お客様のデータセンターやオフィスに赴いてのサーバーやスイッチの構築
※主にWindowsServerやVMware系の構築をやってました。たまにLinux
・マシンルームへの機器搬入・設置・ケーブリング
・パラメーターシートへ設定値の記載・作成
・お客様先でのサーベイ出席
※サーベイとは設計のこと

〇辛かったこと
・作業場所がめちゃくちゃ遠いこと(埼玉~神奈川に毎日行くような感じ)
・サーバーやスイッチを搬入してケーブリングする仕事をしなければいけないこと。これ、苦手だった。完全にセンス
・案件が短期スパンであること
→一週間の案件を終わらせた後にすぐに次の案件に入らなければいけないこと。
・請負契約の仕事で納品物を提出して利益を得る仕事である影響かわからないですが、同僚がみんなピリピリしていたこと
・やったことない作業を「早くやれ」と急かされること
・付き合いたくないランチに付き合わなければいけないこと。
→職場がめっちゃ体育会系でした。

マジで辛かったと思います。
これがインフラ設計構築の世界だと失望しておりましたが、
この会社には客先常駐でも設計構築の仕事があるだろ!と思っていたので、
上司に異動希望を申し出て受理されたので異動

〇学んだこと
・案件ごとにお客様先に移動して働くスタンスは自分には合わないこと
・体育会系の根性論で無理難題をやらせられるスタンスは自分には合わないこと
・インフラ設計構築の一通りの流れについて
・VMwareでの仮想化技術やスイッチの知識、ストレージの知識等、今まで経験したことのない知識を得たこと

2019/01~現在


客先常駐に戻って、主にWindowsサーバやLinuxサーバの構築をやっています。
ミドルウェアの検証もやったり、幅広く対応するため充実しています。

〇仕事のスタンス
ユーザーから構築の需要を受け、OSの構築等をやって完成したものを提供するスタンス
※基本オフィス内での仕事

〇やっていること
・Linuxサーバのansibleでの自動構築
※ansibleとはコードを流すだけで複数のサーバに設定が入れられるというものです。
・クラスター製品検証・手順書落とし込み・構築
Storageのボリュームの切り出し・OSへのボリュームマウント(NFSやiscsi等)
・構築スケジュール作成・実施
・お客様との打ち合わせ

〇異動してよかったこと
・主にLinuxの構築なので、好きなLinuxが触れること
・ansible等のコード構築について学べる環境にこれたこと。
・お互いをフォローする人間関係ができていること。同僚いい人ばかり。
・お客様が無理難題と突破すると感謝してくること
・オフィス内の勤務のため、データセンター等に赴く機会がほぼないこと

現在も無理難題に直面しながら、楽しみつつやっていけています。

まとめ


・高校を出てから6年9か月ずっともがきながらも、設計構築業務へキャリアアップすることができた。
・設計構築業務へキャリアアップしてからも波瀾万丈であった。
・今はいい職場に巡り合えて頑張れている。


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