同じ物質で構成されているのだろうか。

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シルク・ドゥ・ソレイユ ダイハツ キュリオス

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ついに開幕した、キュリオス。誘ってくれた御礼に場内でのビールをプレゼントして、ルンルンで見てきた。
というのも、古典芸能と呼ばれるものから現代舞踊と呼ばれるものまで、いろいろ見たりやったりとしてきたのだけど、実ははじめてのシルク。なんなら“サーカス”自体初めて。
番宣を見ている限り、「べたな火の輪くぐりのライオン!」「きゃー!」とかは出てこないというのはわかっていたけれど、どんなことが行われているのか、未知すぎる世界。

結論から言うと超超大満足。

すげえな、人間って。同じ人間なのだろうか、同じもの食べてるんだろうか。どこから手が出てきて、どこから足が出てきているのだろう。腰はあるのか、手首はあるのか。にもかかわらず、びっくり人間大集合っていう感じでもなく、ただただ人体の奇跡に感動してしまった。

聞くところによると、今回のキュリオスはとってもシックな作品で、しっかり大人向け。大人が童心に返り楽しむというよりは、大人が大人として考えてサーカスを楽しめる作品なんだろう。
ただ、大人向けというのは大人が考えることで、こどもの想像力のほうがとっても楽しめちゃうものかもしれないね。
もしかするとちょっと怖いところもあるかもしれないけれど、パフォーマンス自体は見ごたえ抜群なので、子連れの方にもぜひ楽しんでいただきたい。
感動を越えた何かに触れたところで終わってしまったくらい、2幕ともにあっという間な時間なので、感動しながら口をあけながら手に汗握る体感を是非とも共有してほしい。

それにしても見世物小屋とかサーカスって、何でちょっぴり儚く寂しい気持ちになるんだろう。
ピエロのような道化のイメージが強いからなのかな。

身体をやわらかくしたいなーなんて見ながら思ったけれど、帰宅後ストレッチもせずに寝てしまったよ。えへへ。

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