ENTPからみた、INFJ-tの友人

 この人すごい視野広い。あとメンタル弱ってるな〜って感じさせない強さがある。普段しない行動をしていることからちょっと病んでるのかなとか感じはするんだけど、内側に閉じ込めてしまうのかな。

 というのも、中学の時から——付き合い的には小学生のときからではあるんだが——親友だった女の子と最近会って、無理を言って16パーソナリティを受けてもらったのだ。
 彼女は「診断の存在は知っているが、内容はよく知らない」と言いつつ、真剣に解答してくれた。

 結果はINFJ-t。確かにこの人、友人多いな。自分はわりと納得が言ったというか……見えてないだけでこういう一面があるんだな、と思った訳だが、本人は納得がいかなかったようだ。

「あなたみたいな仲のいい人には優しくできるけど、見ず知らずの人誰でも彼でもにやさしくはできない」

 この思考がもう「優しい」な〜(笑)
 むしろ一般的に見て「優しい」側ではない自分などは、そこそこ「優しい」気遣いができると自負してしまっているわけで。どこかのサイトでは「ENTPは自分で気遣いが出来ていると思い込んでいるが、その実そうでもない、もしくは逆効果になっている」との考察があった。
 耳が痛い。


 ひとしきり友人の「INFJらしさ、らしくなさ」について2人で話した。そのあと彼女は自分のMBTIについて聞いてきた。
 ENTPだと言ってもわからないので、ページを見せると、じっと真剣な表情で読み進めていた。

 自分は「INFJやENTPだと推察される実在の人間」リストを出して、彼女と語らった。彼女はそちらには特に興味を示さなかったが、真剣に読んでいた。
(この興味のないものに対しても真剣に取り組む姿勢が、自分からすればそれらしいと思うのだが)

 そしてこの話題は終わった。

 彼女はよく学生時代から自分を気にかけていた。教室ではよく2人と誰か(不定)で一緒にいて、彼女は隣でずっと笑っていた。会った時も「あの頃のあなたは面白くて、笑いが止まらなかった」と言っていた。自分は平気で嘘をついたり、笑わせるためにおどけたりしたが、彼女はそれを事実だと受け止めていた。
 こういうところにも純真な?INFJらしさがにじんでいるなと思う。

 よく約束を破ったり変更したりした自分は、(今思えば無茶苦茶ではあるが)遅刻したあと平気で友人の顔を撮ったりしていた。最近その写真を見つけたのだが、友人が見たこともないくらい微妙そうな、引きつった笑みを浮かべていて、思わず笑ってしまった。
 なんで気づかなかったんだ?
彼女は若干気分を害していたようだった(笑)

 読んでいただきありがとうございました。

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