見出し画像

センバツ6日目展望

第1試合:中京大中京ー専大松戸

展望:東海大会優勝の中京大中京は大会屈指の好投手・畔柳を擁する。直球の最速は151キロ。スライダーやチェンジアップを武器に奪三振能力も高い。打線も原や細江を中心に活発。
関東大会ベスト4の専大松戸はエースの深沢が大黒柱。横手から投げ込む安定感抜群の右腕は、関東大会2試合連続無四球完封勝利。打線は背番号7の吉岡が主軸。小技も絡めながら手堅い野球を見せる。

中京大中京(2年連続32回目)
愛知県名古屋市昭和区、私立
1923年創立。中京商業、中京高校を経て1995年に現校名に。硬式野球部は春4度夏7度優勝の全国屈指の名門校。他に軟式野球部、サッカー部、スケート部、水泳部なども強豪。eSports部の躍進もめざましい。
主な卒業生:稲葉篤紀(侍ジャパン監督)、嶋基宏(ヤクルト)、堂林翔太(広島)、磯村嘉孝(広島)、髙橋宏斗(中日)、中山礼都(巨人)、宮市亮(サッカー元日本代表、ドイツ・ザンクトパウリ)、大岩一貴(J1湘南)、中村亮太(J2秋田)、安藤美姫(元フィギュアスケート選手)、浅田真央(元フィギュアスケート選手)、宇野昌磨(フィギュアスケート選手)

専大松戸(初出場)
千葉県松戸市、私立
創立は1959年。夏は2015年に甲子園出場。
主な卒業生:上沢直之(日本ハム)、高橋礼(ソフトバンク)、原嵩(ロッテ)、小柳達司(J2甲府)、東白龍(十両)

第2試合:神戸国際大付ー仙台育英

展望:神戸国際大付は初戦の北海戦でサヨナラ勝利。9回に土壇場で追いつき延長10回で勝ち越した。エースの阪上が負傷を抱える中、2年生左腕の楠本が好リリーフ。1点差を制した勝負強さも光った。
仙台育英は初戦の明徳義塾戦をスミ1勝利。古川、伊藤の両投手が相手打線を僅か1安打に抑える好投を見せた。特に4回途中からリリーフした伊藤は圧巻のノーヒットピッチング。実力を存分に発揮した。
阪上の状態が不安視される中、神戸国際大付は楠本の粘りがカギ。元々強力な仙台育英打線をどこまで抑えられるか。仙台育英も僅か1得点に終わった攻撃陣の復調に期待がかかる。接戦なら神戸国際大付、打ち合いなら仙台育英か。

第3試合:健大高崎ー天理

展望:健大高崎は下関国際に快勝。とはいえ、7回まで2得点に抑えられた打線は課題。打撃力が自慢なだけにどこまで修正が進んだか。
天理も宮崎商を大差で下した。打線は相手のミスにつけこみ7得点。エースの達は制球に苦しむ場面もあったが1失点10奪三振完投と好投を見せた。
互いに打線は強力なだけに両投手の投球が勝敗のカギ。序盤から試合が動く可能性も充分にある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?