見出し画像

センバツ8日目展望

第1試合:智辯学園ー広島新庄

展望:大阪桐蔭の猛攻を振り切り初戦を突破した智辯学園。攻撃では小坂監督の采配がズバリと決まる場面もあり、松浦と関戸の注目二枚看板を攻略してみせた。終盤に追い上げられたものの、エースの西村の投球術も光った。勝負強さも光り、隙がない。
広島新庄は延長12回の末に上田西を振り切りサヨナラ勝ち。エースの花田は7回途中まで相手打線を0に抑え、最後は自らサヨナラ打も放ち、気分良く次戦に臨めるはず。秋山の好リリーフも光った。智辯学園の打線は強力なだけに継投のタイミングが勝敗を分ける。

第2試合:東海大菅生ー京都国際

展望:聖カタリナに勝った東海大菅生は背番号17の鈴木(悠)が抜擢に応えるホームラン。先発起用された鈴木(泰)も6回途中まで無失点と好投を見せた。エースの本田が肩に不安を抱える中、背番号二桁の選手の活躍が目立った。一冬超えてチーム力が大きく向上。全員野球でベスト8進出を目指す。
柴田との初出場対決を制した京都国際は、森下・平野の両エースが苦しみながらも延長戦にもつれ込んだ接戦をものにした。粘りの野球で掴んだ白星は勢いに乗れる要因になるはず。打撃でも苦しんだ森下・平野の復調が待たれる。

第3試合:常総学院ー中京大中京

展望:タイブレークを制した常総学院は4番でエースの秋本が投打にわたる活躍。8回からリリーフした大川も持ち前の直球で再三のピンチを凌ぎ勝利を手繰り寄せた。本田の投球に苦しめられた打線は相手の好投手・畔柳を攻略できるか。当たりの出なかった三輪の復調に期待したい。
専大松戸を2ー0で破った中京大中京はエース・畔柳が12奪三振完封と圧巻のピッチングを見せた。中1日での試合となるが投手起用はどうする。打線は変則右腕・深沢に僅か3安打に抑え込まれた。ラッキーボーイ的な活躍を見せた櫛田の抜擢はあるか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?