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センバツ5日目展望

第1試合:東海大菅生ー聖カタリナ学園

展望:東京都大会優勝の東海大菅生は6試合25盗塁の機動力が持ち味。1人で12盗塁を決めた福原の走塁に注目したい。守っては最速143キロの変速左腕・本田が試合を作り、新2年生の185cm右腕・鈴木(泰)がクローザーの役割を担う。
四国大会準優勝の聖カタリナは創部5年で初の甲子園。最速145キロ右腕の櫻井を堅守で盛り立てる。打線は4番の川口がポイントとなる。
東海大菅生は機動力で櫻井を揺さぶりたい。聖カタリナは川口の前にランナーを置けるかが鍵を握る。

東海大菅生(6年ぶり4回目)
東京都あきる野市、私立
創立は1983年。1989年に現校名に。
吹奏楽部が強豪。他に男子バレー部、サッカー部、ラグビー部が全国大会出場経験あり。
主な卒業生: 髙橋優貴(巨人)、勝俣翔貴(オリックス)

聖カタリナ学園(初出場)
愛媛県松山市、私立
1925年に松山美善女学校として開校。松山女子商業、聖カタリナ女子を経て2016年に共学化して現校名に。女子バスケットボール部や女子バレー部も強豪。
主な卒業生: 門屋加壽子(女子バスケットボールモントリオール五輪日本代表)、岩井柊弥(J2愛媛)

第2試合:柴田ー京都国際

展望:共に春夏通じて初出場。
東北大会準優勝の柴田は切れ目のない打線が持ち味。守りではエースの谷木が大黒柱。多彩な変化球で打者を幻惑する。東北大会では決勝で谷木に球数制限がかかり大敗を喫した。2番手以降の投手の育成が課題だったが、一冬超えてどうなるか。
近畿大会ベスト4の京都国際は新2年生が中心となってチームを引っ張る。背番号1を背負う右の平野、背番号9を背負う左の森下が二枚看板。共に新2年生のダブルエースを軸に躍進を狙う。

柴田(初出場)
宮城県柴田郡柴田町、県立
創立は1986年。普通科と体育科を設置している。
主な卒業生:小坂誠(元ロッテ・巨人・楽天)、熊原健人(元DeNA・楽天)、渡邉和也(陸上)

京都国際(初出場)
京都府京都市東山区、私立
創立は1947年。元は韓国中学で2004年に現校名に。
主な卒業生: 上野響平(日本ハム)、曽根海成(広島)

第3試合:常総学院ー敦賀気比

展望:関東大会準優勝の常総学院は元プロ野球選手の島田直也監督が率いる。投手陣は最速145キロ右腕の秋本、最速146キロ右腕の大川と2人の好投手を擁する。打線も強力で攻守と好打の光るショート・三輪を中心に切れ目がない。
北信越大会優勝の敦賀気比は攻守の要・前川、主将を務める長距離砲・大島を中心にこちらも打線が活発。延長戦2試合を制した粘り強さも持ち味。北信越大会決勝戦で完投勝利を挙げた新2年生・上加世田の登板はあるか。

常総学院(5年ぶり10回目)
茨城県土浦市、私立
創立は1905年。1983年に新制の常総学院が開校。硬式野球部は2001年春と2003年夏優勝。吹奏楽部も強豪。
主な卒業生:仁志敏久(元巨人・横浜)、金子誠(元日本ハム)、内田靖人(楽天)、宇草孔基(広島)

敦賀気比(5年ぶり8回目)
福井県敦賀市、私立
1986年創立。硬式野球部は2015年春に北陸勢初の甲子園優勝。他に空手部、柔道部、剣道部、なぎなた部、レスリング部、テニス部、陸上部なども強豪。
主な卒業生:内海哲也(西武)、吉田正尚(オリックス)、山田修義(オリックス)、平沼翔太(日本ハム)、西川龍馬(広島)、山﨑颯一郎(オリックス)、東出輝裕(元広島)

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