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小説を書くときに考えていること

カバー写真は最近お迎えした等身大ヤドンです。
ヤドンってかわいいですよね。ポケモンのなかで一番好きです。ポケモンが家にいるだけでQOL爆あがります。

話を書くまでnoteはあげないと決めていたのですが、そういえば実はこっそり小説を別のところで(ジャンル外で)書いていたので、noteを書いていいことにします(?)そのお話は日に当たるような話ではないですが、ひとつ私の中で折り合いをつけることができる大切な話になりました。

大好きで尊敬している字書きさんとお話をたくさんした(いつも長時間すみません、楽しすぎました!)後に入浴してこの時間(朝5:30)。正直眠たいです。ですが、F1マイアミGPの足音が聞こえてくるんです。アメリカラウンドはどうしてもこの時間になってしまうのですね。本編は録画していますが、Twitter観戦はしようかなとついでにiPadを取り出しています。

今回書くのは小説の書き方の話です。書き方といっても、書く道具とかそういう話ではないです。どういう思考プロセスでものを書いているか、という話です。
前述の字書きさんとお話しているなかで、「どうやって話を書いているのか」といった話題になりました。なかなか学びになることも多く充実したやりとりだった(とても!)のですが、これを機会に私がどのように話を書いているのかの棚卸しをしたくなりました。なので書きます。

正解ではないです。これが良いというつもりはありません。あくまでも私はこうしているよ、という話です。それだけ。

私は


この記事は内輪向けですが、一応自己紹介を書きます。
インターネットの隅っこでものを書いている陰の字書きです。多くのフォロワーさんはいません(フォローしてくださる方ありがとうございます)し、平気で5部だけ頒布します、みたいなのをします。

それでも私の創作を好きだと言ってくださる方が幸せなことにいらっしゃいます、そうした方のおかげで生きられている字書きです。
二次創作の夢小説がメインですが男女ものやBL、(わずかですが)百合も書きます。
ここに書いた話があります。
https://www.pixiv.net/users/81742525

なので陰でこそこそしているのもあり、小説を特別に勉強しているわけではないので、これから書くことは大した話ではないのです。あくまでも自分の棚卸し用で書きます。多分「知ってるよ!」みたいな話も多いと思います。
そもそも正しくないことも多いです。というかきっと正しくないのでしょう。これから良い書き方を模索したいとは常日頃思っています。あくまでも今の私はこうしている、という記録です。

本当にこんなの書いてすみません……。批判はやめてほしいです……。

(ここで寝落ちしました)

制作プロセス

①ネタ出し


Twitterの非公開アカウントにばばばばと「こんな話を書きたい!」を思いついたときに書きます。情報の粒度としては粗く、SNSでよく見る「⚪︎⚪︎が××に△△する話」みたいなことを書き留めておきます。書いたものはブクマして読めるようにしてます。
それをもとに話をかくことがおおく。このツイートが話の元ネタとなります。
だいたい内容は「こんな二人がみたい!」という欲望に従っています。
(なので、字書きとしては致命傷なのですが、ストーリーの面白さをあんまり意識してないのかもしれません、だから陰の字書きなんだよそれはそう)

②ストーリーの組み立て


Twitterで吐き出したネタをもとにストーリーを考えます。
「⚪︎⚪︎が××に△△する話」を掘り下げます。
ここに演繹的(フォロワーさんが仰っていてすごいいい言葉だなと思いました)な手法をとります。

まずは場所と時間決め
これはもう、なんとなく。イメージと解釈に沿ったものを。

内容の掘り下げ
「⚪︎⚪︎が××に△△する」
「なぜ」この結果になるのだろうと深掘りします。それが他人にとって正しいかどうかではなく(論文ではないし……)、私の解釈に沿って考えます。

ex) Bに片想いのAがBに手紙を渡す(渡して、結ばれる。私はハピエン厨なので)
※例では渡すという行為にフォーカスする

前提条件
・Bはモテる。日頃からたくさんのラブレターを貰っている。
・Aは手紙を渡すことを気恥ずかしいと思っている。

Bに片想いのAがBに手紙を渡す。
 →-AとBが二人きりになるタイミングがある
  →二人は恋人ではなくとも特別な関係だ
   →日頃からBへのラブレターを渡す役割をAは引き受けさせられている
    →二人は昔からの知り合いで、そこそこ仲が良いと周りから思われている
(略)

だからAはBに手紙を渡せた。

といったようなある程度ロジックめいたものを組み立てます。
書いてみて思いましたが演繹的に解釈したものを最後に帰納的に証明しているのかもしれません(?)わかりません。

とはいえ、体系的になにかすることではなく、なんとなくで。だいたいこれを脳内で済ませます。(二万字くらいまでの話はプロット書かずに脳内で片付ける。二万字こえたらプロットに落とし込む)

これをするとだいたい5W1Hが定まってくるので、ストーリーが固まっていきます。

③執筆


脳内のストーリーに沿ってキーボードを叩きます。あとは日本語を書いていくだけです。
書きながらあっちこっち行くことがないわけではないですが、大枠としてのストーリーは頭の中にあるので、だいたいは収束していきます。(終わりが変わるときもたまにあります!それはもう、もちろん)

執筆作業というか文章を書くという点で特別になにかしていることはない(いうならこの記事で書くことすべてなにかしているわけではないのはそう)のですが、せっかくのタイミングなので考えてみました。

結論、二点、
・人の五感を拠り所にして話を書いているか
文章をパーツでわけたときに論理式に当てはめられるくらい(の精度で)論理的に正しく書いているか
をかんがえているかなあと思いました。

人の五感を拠り所にして話を書いているか

私がよく書く一人称の小説に限っていえば、内省する感情を除けば人が得られる情報って五感によるものでしかないと考えています。人の台詞も聴覚情報です。赤いのか青いのか明るいのか暗いのか、匂いはどうか、寒いのか暑いのかなどなどそういった情報に対して、脳がどう分析しているのかが人の感情や行動に繋がる、故にそこを書きたいな〜と思っています。

そのなかであくまで個人的には聴覚に拠る表現が多ってしまいます。音楽に触れてきた人生なので……高ささと大きさと音色というのが音の三要素なので、私の小説にはそれがよくでてくるような気がします。

文章をパーツでわけたときに論理式に当てはめられるくらい(の精度で)論理的に正しく書いているか

私が小説をかくうえで最も気をつけたいと思っていること群のひとつに論理的に正しく成り立っているか、というのがあり(それはみんなそうだよ)ゆえに、前後の破綻はないかな?というのを書きながら確かめています。具体的にどう、というのはないのですが、時折論理式やプログラムのフローチャート図?みたいなものが頭に浮かぶときもたまーにあります。

この手法は私がやりたいことではあるのですが、これをすると接続詞が多くなりがちなのが課題でこれをどうよさげな日本語として落とし込めるのか、というのを最近はかなり模索中です。

④書いたあと


執筆中にやることも多いです。でも、一応このように区分をします。
日本語のリズムをとる作業です。

ここに結構リソースをとっている気がします。日本語としてきれいなのを書きてえ〜と思っているので、この表現はここに変えた方がいいぞ、とかそういうのを必要に応じて検討し、変えていきます。

小説としては同じ表現を続けるのは不適であることは承知しているのですが……音楽で韻を踏んでいるのをきくとわくわくするたちで、故に小説でもそうしたい!と思っています。
なので敢えて(気を衒って?)一箇所同じ文末で揃えたり、似たような文字列を続けさせたりします。楽しいです。

日本語表現をする際何かを参考にする……ほどのものはしていない(不勉強だよ!)です。やらなきゃいけないのはそうです……。
強いて言え古い詩歌や和歌、季語などの言葉を微分して考えて、どういう視点でものをみているのか、その言葉を噛み砕いているのかみたいなのを考えて日本語にしています。和歌が多いのは著作権的にアリかな……とおもっているからです。良い勉強方法あったら教えてください。こっそり。

⑤書けたら
全体の体裁を見て、これならアリかも!と思ったら誤字やらのチェック(どうやらこれが発達と病のせいで苦手らしくゆえにたくさんチェックするのですが、あまり気にしすぎないようにはしています、誤字を直したところを誤字して気づかないんです)をして、インターネットの海に放出します。


といった感じです。ほんと偉そうにすみません。
ほとんど無意識下にやっていることが多かったです。が、文章にしてみると結構いろんなことやってるのかも?と思いました。
これが正しいのであれば、私は今頃文豪になっているはずなので(?)、正しくないことばかりなのでしょう。まあ二次創作なので楽しければそれでオッケーではあるのですが。

ストーリー面白い話書けるようになりたいので、面白いストーリーを書ける練習方法を教えてください……waveboxとかで……

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