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「曇り」の選択肢

曇っているけれど、空が明るいです。

部屋のカーテンを開けたら、曇っているけれど空が明るくて、この状態を表現するには「薄曇り」という言葉で良いのだろうか……とふと気になって、「デジタル大辞泉」で調べてみました。

うす‐ぐもり【薄曇(り)】

空がほぼ全体的に薄く雲に覆われていること。また、そのような天気。気象用語としては、雲量が9以上で、巻雲・巻層雲・巻積雲の雲量が、他の雲より多い場合をいう。
〔類語〕
曇り・花曇り・曇天・雨曇り・本曇り・高曇り・雪曇り・雲間

「デジタル大辞泉」(小学館)

気象用語としては、雲量が9以上、という一節がありました。

雲量、って、なんだろう?と、さらに調べてみました。

うん‐りょう【雲量】

雲に覆われた部分の、空全体に対する割合。全く雲のないのを0、全天を覆ったのを10とし、雲量0~1は快晴、2~8が晴れ、9~10を曇りとする。
〔類語〕
雲・雲脚・雲行き・雲海・雲形

「デジタル大辞泉」(小学館)

雲の量の単位もあるのですね。
知らなかった……!
すっかり空が覆われていると10、とすると、雲量9、は少しだけ雲に隙間が空いていて、青空が見える状態なのでしょうか。

さらにもう少し調べたら、気象予報士のAkinokoさんのブログに雲量の見本の写真がありました。

直接ここに画像を貼ることはできないのですが、もし、ご興味がおありでしたら、下記のリンクからAkinokoさんのブログに行くことができます。

この見本と実際の今日の空を見比べてみたのですが、だいたい雲量9ぐらいの感じでした。

よし、今日の空は、「薄曇り」で大丈夫。

言葉を選ぶとき、こんどから時々、辞書を見てみようかと思います。

選択肢がたくさんあって、どきどきします。

最近、なかなかお散歩に行けていないので、明日は歩きに行けたらいいな。

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