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もっと知り合える場として。人とも自然とも

2022.4.16.Sat.

4月2日に予定していたうね立てが、前々日の雨によって延期になったというのに、あろうことか、延期日であったこの日の前々日も大雨。トラクターが入れられない事態となりました。参加してくださるのは、予定をずらして申し込んでくださった部員さんです。中止するわけにはいきません。
そこで、スタッフで行ったリハーサルのときと同じように、できることを体験していただくことになりました。

やっていただきましたのは、うね立てのさらに前のお仕事。畑に堆肥を撒く作業です。

まんべんなく撒くために、まず堆肥の袋を
所々に配置してから撒きます
子どもたちも小さなシャベルで撒きました
堆肥とともにミネラル還元塩(←恵良農園野菜の
美味しさのヒミツ)を撒きます

今回、堆肥を撒いていただいた畑は、一年以上休ませていた畑なので、カエルはもちろん、イモリやトカゲがたくさんいて、子どもたちは大喜び。

トカゲを飼い慣らす子。
普段は見かけないお腹の黄色いイモリもいました!

この日はとっても良いお天気で、まるで初夏の陽気。そんな中での堆肥撒きは、なかなかの重労働です。本当にお疲れさまでした。

お腹がぺこぺこになったところで、料理家ますみんが心を込めて作ってくれた美味し~い肉まんランチ。前回の副菜は摘みたてつくしの卵とじでしたが、今回はつくしが終わってしまったため、山菜「こごみ」のごま和えでした。菊芋ポタージュと山のお米のおにぎり付き。

なんと写真を撮り忘れ、これは前回の写真。何度も言いますが、肉まんは蒸かしたてをもう一個

子どもたちは、お昼休みにもカエルやイモリを掴まえるのに夢中。

この水路にはサワガニもいます

午後からは、力持ちの男性陣にはもうひと畑、堆肥を撒いてもらい、女性陣と子どもたちはランチの肉まんにたっぷり入っていたニラの株分けをしました。

ニラの株分けは、大きくなった株を小さく分け、長い根っこを短く切ってから、また植え直して増やしていくんですよ。根っこが土の上に飛び出さないように、丁寧に植え付けます。

幼稚園の先生だったうーちゃんが優しくレクチャー。うーちゃんは子どもたちに大人気

いつもは汚れるのが大嫌いで、少し汚れただけでも大騒ぎするというお子さんが、もみ殻(お米の皮です)まみれになって働いてくれて、お父さん&お母さんがとっても驚いていました。

恵良農園の畑の通路には、雨上がりにどろどろにならないように、そしていずれは分解されて土壌を改良してくれるようにと、もみ殻を敷いています。

堆肥撒きを終えて。一緒に力仕事をすると初対面でも自然にフレンドシップが生まれます

今日の任務をすべて終え、ますみんの甘酒スコーンをいただきながら、くつろぎのおやつタイム。みなさんといろんなお話をして、初めて会った今朝よりも、ずっとお互いを知ることができました。

おやつのあとには、東京でサポートしてくれているスタッフ、ざぶけんさん作のスライドショーを見てさつまいも作りのお勉強。

子どもたち、真剣に見ています

前回は、部員さんのライアー演奏がありましたが、今回は部員さんの素晴らしい筋肉を披露していただきました。
いろんな部員さんと出会えて、本当に楽しいです。

全力先生の筋肉を触らせてもらうますみん母子

かくして「いもほり部うね立て」の活動は、無事終了いたしました。次の活動は「いもほり部植えつけ」。5月の末頃、開催されます。部員のみなさま、奮ってご参加くださいませ。

ご参加ありがとうございました


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