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KinKi Kids Concert Promise Placeの感想

2023-2024のKinKi Kids、最高でございました。
光一さんお誕生日を除く、東京2日間と大阪2日目の3公演行かせていただいたので、忘れぬうちにメモで感想を残します。
東京公演忘れてきちゃった!やっぱりすぐ記録しないとダメだな。

まずわたしは新曲の「シュレーディンガー」が大好きで!
ああ、こういう大人の艶っぽい色気を存分にふりまきながら歌って踊る2人が見たかったんだなあって自分の潜在的な欲望に気付いたくらい、クリーンヒット!
そんなシュレーディンガーのナイトクラブの雰囲気をステージセットや演出、グッズに踏襲した今回のコンサート、本当に嬉しかった!
それから新作の「P album」の雰囲気も大人っぽくていろんな音で遊んでる感じがとても素敵で、これをコンサートにどう組み込むんだろうって感じも気になってたので始まる前からワクワクしてた!

オープニング、開演時間前の早めに落とした客電にざわめく客席、響き渡る車のクラクションにエンジン音、ゴージャスなアメ車が登場して、ベースが鳴り響きそれにどんどん楽器が加わって、満を持してアメ車で登場するKinKi Kids…!
かっこよすぎて衝撃がすごすぎて、東京初日「ぎゃー!かっこいいーっっっ!」って素で叫んでしまいました。
なお私はコロナ禍にファンになったので、「コンサートってそんな素直に声出るもんなの?」って斜に構えてる部分があったんですが、人は圧倒的かっこよさを前に叫んでしまうものなんですね。学び。
そして始まる「シュレーディンガー」、のっけから新曲ぶちかましてくれて卒倒寸前でした。ほんっとにかっこよかった。
登場のお衣装はきらめくジャケットにそれぞれの雰囲気に似合ったインナー。光り輝いてて神々しさに呆気にとられた。

そこからアメ車に2人が乗ってバクステへ!
バクステがある公演に来たのも初で、とても興奮しました!
特に車で通路を通っていく光一さんの明るい髪と金色の衣装、ピンスポットに照らされるとますます発光する生命体って感じで、妖精王だ…!って衝撃でした。
SHOCKのときも思ったけど、光一さん近づけば近づくほど尊き輝きを放つ神の使いみたいな人間離れした美しさを感じるの本当すごい。縁起物です。
シークレットコードも99%リバティーも、「みんなで盛り上がっていこう!」って気持ちがビンビンに伝わってきて!めちゃくちゃ楽しかったー!!
私がこれまでに行ったキンキコンは、2022年の元日コン、25周年のイベント、2023年の24451コンで、どれも割と「しっとりとエモくこれまでの歴史を振り返りつつ感謝…」って印象だったので、
あーやっぱ華やかにアゲてくれるのも最高!!ってさらに大好きになった瞬間でした。
特に剛さん、「このまま手をつないで」でゆっくりと周回していた25周年イベントから、今回はブンブン車乗り回しながら歌ってて、その姿のかっこよさたるや…めちゃくちゃ輝いてた…

曲は「P album」へ。
X-day、Before Down、Through the night、BANANA、アン/ペア。
ここで特筆すべきはBefore Downからの光一さんのお衣装です。
黒い長めの裾のヒラッとしたトップスにパンツなんですが、腰をめちゃくちゃ細く強調するベルトしてて、世界一セクシーでかっこよかった!迷いなく世界一。
特にThrough the nightの軽く音楽に乗るように踊る姿、BANANAの歌い出しの悩ましそうな表情、アン/ペアのラストで胸をかきむしるような仕草、どれも本当に世界一かっこよくてセクシーで!!
アイドルってものの定義がよくわからないんだけど、歌い踊る姿の素敵さで人々をノックアウトするのがひとつの解だとしたら、堂本光一は私にとって世界一のアイドルです!
ここのブロック、東京ドームだと正直音がボワンボワンしててまともに歌が聴こえなかったんだけど、大阪はよく聴こえたな。
剛さんは声がめちゃくちゃセクシーで、この人はいったい何通りの歌声が出せるのか…
なんかこの辺の曲は正直ドームで聴くよりもう少し小さめのハコで聴く方が合いそうだなって気がしたので、いつかそういう機会もあるといいな(当たるかは別として)

もう君以外愛せない、Solitude、銀色 暗号、硝子の少年、Kissからはじまるミステリー
なんだかんだいって、コンサートで一番感動したのは2人が歌って踊る硝子の少年だったかも。
原点にして最高。
踊りもかっこいいし、最後の「きみだけを 愛してた」で2人の声が重なるのがすごい。ものすごく合わせるのが難しい音程なのに、KinKi Kidsの声になってた。鳥肌たちました。
もう27年前の曲になろうとしてるのに、硝子の少年とキスミスのかっこよさが色褪せないの、楽曲の強さもあるけど、2人がずーっとかっこよさを磨いてるからなんだよね。
あとここの衣装も最高で、剛さんがピンクのジャケット、光一さんが水色のジャケットで超かわいかった!
剛さんはいちごの王様って感じだったし、光一さんはかき氷の帝王って感じ。
ロイヤルなのにキュートで本当素敵でした!

ここでうろ覚えコーナーへ
SNOW TEARSと日替わりうろ覚え楽曲
お楽しみコーナーって感じで楽しかったなー!このあともYouTube更新してくれるんだろうなというのが嬉しい。

世界中をI LOVE YOU
東京2公演は正直ピンとこないっていうか、光一さんうろ覚えコーナー並みにたどたどしいように感じたんですが(失礼)、
大阪2日目、いい感じにのってて楽しい雰囲気が伝わってきてやっと楽しみ方がわかった気がしました(本当失礼)
堂本剛流のちょっとめんどくさいお笑いセンス(さらに失礼)が効いてるのが難しくしてるんだと思うんだけど、公演前日に大きな地震があり、みんながより一層世界中の無事や平和に思いを馳せる日だったこともあり、面白さと感動が入り混じる時間になったな。

ここから怒涛のヒットメドレー
愛のかたまり、スワンソング、やめないで、PURE、愛されるより愛したい、全部だきしめて、フラワー
本当、どこからどう言ったらいいかわからないんだけど、全部かっこよかったです。
スワンソング〜やめPURE〜愛愛は踊りも!
剛さんの衣装のひらひらがターンとともに舞ってきれいで、光一さんはどの振り付けもラインが決まっててきれいで
2人とも当時と同じ振り付けなんだけど、若い頃のを無理してやってる感じが全くなく、
剛さんはファンクスターのままかっこいいし、光一さんはミュージカルスターのままかっこいい。
全だきとフラワー、初めて声出して合いの手したり歌ったりして、すっごく感動しました。
東京公演のときは2人にどこか緊張した雰囲気があるように感じて、
ファンからの大好きをたくさん届けたいと思いながらコールしました。たぶんその気持ちは届いたと思う。
大阪公演のときはこの時間が終わらないでほしい、もっとキンキの歌を聴いてたいって思いを込めてコール。このファンの気持ちも届いたと信じてます。

アンコールはシュレーディンガー、無重力みたいな愛、Amazing Love
2度目のシュレーディンガーはMVと同じ衣装でダンスバージョンで!
これがもう本当に最高でした。特にオーラス!
2人とも曲の世界にぴったりの煽るような表情が最高にセクシーで!
特に剛さんってモテてモテてモテまくって生きてきた人なんだろうなと感じさせるかっこよさ。煽る顔が似合いすぎる!ベイビーちゃんみたいなかわいさをMCでみせるくせに!そのギャップもずるくて悪くて最高!一生狂わせて!!
光一さんはあまり自己陶酔するような表情みせることない印象だけど、悪い男の顔もとてもお似合いですよ!!
無重力みたいな愛は、この曲を剛さんが作り、2人で歌おうねって決めたことがすごく素敵で。大好きな曲になったなあ。特別な曲だと思います。この曲をこのタイミングに持ってきて歌うことのメッセージを受け取ったよ。
Amazing Loveはなんかもう堂々としたかっこよさ。何にも危なげなところがなく、キンキがこの先も歩みを止めずにファンとの時間を持ち続けようとしてくれるんだろうと信じられました。

曲のことばかりになったけど、おしゃべりタイムも今回も最高だった!
キンキ2人とも発することばを信頼できるハイパーしご出来かっこいい大人だけど、
2人になると本当にしょうもないことでじゃれあってて、この姿を見ると、いろんな不安がふっとぶんだ!

東京公演はどこか張り詰めて、ファンからの声援で安心してくれたのかな、って感じたし、
2人が一生懸命この先も安心して欲しいってメッセージを伝えてくれて、ああ、2人は闘ってるんだなと感じました。
大阪公演は、心は決まり、あとはもう進むだけって雰囲気に感じ、ファンからの応援を力に変えて進めてくれるんだろうと思いました。

コンサートはずーっと、KinKi Kidsってかっこいいなって思う時間でした。
20年以上前の楽曲も、リリースしたばかりの楽曲も、等しくかっこよく響くのは、2人がそれぞれかっこよさを磨いてきたからなんだろうな。
2023年のそれぞれのソロは本当すごくて、光一さんのチャリチョコは華やかさとどっしりとした存在感とミステリアスな見た目が素晴らしくマッチして本当にすごかったし、
剛さんの音楽活動はフェスにゲスト出演したり楽曲提供したり音楽番組を持ち対談したり自分ひとりの活動ではなくひとりの大御所ミュージシャンとして幅を広げてたし、
本当笑っちゃうくらい2人とも凄すぎて、この人の相方が務まるのはあなたしかいませんよって感じです。(何目線)
これだけすごいのに、「自分はこうしたい」って突っ走るんじゃなくて、2人のステージのためにまた違うかっこよさを作ってきたの、2人ともまじで稀代のエンターテイナーだよ。
年末のFNSやYouTubeLiveを見返していて、ファンの欲目もあるけどキンキの時だけ音の厚みが違って聴こえました。
生バンドってことが大きいと思うけど、やっぱここまで丁寧に音にこだわることが、最終的に人の胸を打つんだってことを、2人は知ってて、それを叶える力があるんだよね。
積み重ねてきたキャリアの重みと、それを惜しみなく注ぎ込む2人のエンタメへの誠実さが、この素晴らしいコンサートに現れてて本当にかっこよかったです。

私はどこか、事務所の騒動の中で2人がもう手を離してしまうのではないかと不安だった。
でも、新曲は大人のアイドルとしての新境地ひらいてるし、P albumは今までのキンキとは違うサウンドに挑戦してるし、コンサートはここ数年と全然違う華やかさを作り出してるし、キンキはずーっと前に進んでる。
それに、2人の間にはいまだに小学生みたいな話題で盛り上がれる無邪気な感情がある。
キンキがキンキを続けることにプライオリティを置いて、現状の中で闘ってるんだって知れて、本当に嬉しいです。

2024年1月3日現在、2人の活動がどうやら変わるのだろう、というぼんやりとしたことしか今はわからないけど、
2人が2人でいるために闘ってるってわかったので、ファンとして信じて応援し続けるばかりです。
KinKi Kids大好き!

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