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【「芸術激流」通信_08】 2022年8月25日

【「芸術激流」通信_08】

2022年8月25日

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朝から玉堂美術館に行って、

玉堂さんの写生帳のデータ化作業をさせてもらう。

ちなみに僕は普段、仕事の1つとして、

民俗文化財の図化・資料化という事をしている。

玉堂美術館には100冊近い、写生帳が保管されていていて、

それらを全ページ写真撮影しつつ、

昔の奥多摩美術館の場所を玉堂さんが描いた絵を探す。

5000ページ以上の中から1枚の有るか無いか定かじゃない絵を探す。

この話の前提は、「芸術激流通信_03] を読んでね!

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https://note.com/satsuka_masahiro/n/n205087b8aa01

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もしかして、もしかして、

とページをめくり撮影していく。

すると!!!

なんと!!!

それらしき絵があったのです!!!

屋根の形や、水車の位置、ワサビ田や岩の関係性など、

唯一残る、昔の奥多摩美術館のあった場所を撮影した写真とそっくり!

玉堂さんが奥多摩美術館のある場所を描いた絵があるかもしれない。

と証言してくれた清水さんに絵を見ていただき確認すると、

清水さんも「間違いない!」と言ってくれました!!!

なんだか、歴史の襞にそっと潜り込んだような、

奥多摩美術館に時空を超えて玉堂さんが

ふらっと現れたような、不思議な感じがしました。

まだまた、写生帳のデータ化作業は続きますが、

とにかく目的の絵は発見できました!!

もしかしたら、

今回の展覧会でお見せして、

この不思議な感覚を共有できるかもしれません。

午後は、「芸術激流」参加作家の柴田祐輔さんが、

展示する現場を実際に確認しに来ました。

一緒に2時間くらい歩きながら、

作品プランのディティールをお聞きしました。

人間の欲望や好奇心をソワソワと揺さぶって誘う様な作品になりそうです。

とても面白くなりそうです!!

9月1日がこの「芸術激流」のチケット販売開始!!

ぜひ参加ご検討してみてください!!!

(佐塚)

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■タイトル:『芸術激流 ラフティング+アート』

https://moao.jp/

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■日時:2022年10月15日(土)(悪天候の場合は10月29日)

〇ラフティング開始時間:午前の部10時〜 /午後の部13時〜

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■当日集合場所:

みたけレースラフティングクラブ(JR御嶽駅から徒歩2分) 

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■参加作家:

・村田峰紀(パフォーマンスアーティスト)

・柴田祐輔(アーティスト)

・大石将紀(サクソフォン奏者)

・和田昌宏(アーティスト)

・黄金世代[永畑智大・有賀慎吾・酒井貴史](アーティストグループ)

・キンマキ(画家)

・赤池奈津希(画家)

・篠田太郎(アーティスト)

・青木野枝(彫刻家)

・新人Hソケリッサ!(ダンスグループ)

・吉増剛造(詩人)

・川合玉堂(画家)

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■場所:多摩川(御岳園-軍畑大橋)・国立奥多摩美術館

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■観覧:

○ラフテティング参加観覧チケット(限定・午前30人/午後30人):9,999円

○御岳渓谷遊歩道からの観覧:無料

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■チケットはArt Center Ongoingオンラインショップにて9月1日より販売開始!

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■「芸術激流」

ボートで川を下る。岸には芸術が点在している。ボートから芸術を目撃する。けっして立ち止まってゆっくり鑑賞する事は出来ない。鑑賞ではなく目撃。川は留まる事なく流れている。その流れに身をゆだねる。自分の思い通りにはコントロールできない芸術との出会いかた。自然の中に点在する芸術を見逃すまい。意識を四方に行きわたらせる。人間が芸術を探すうちもザワザワと自然は蠢いている。芸術と自然は分かち難く溶け合っている。川は芸術で満ちている。(佐塚)

主催:国立奥多摩美術館・一般社団法人Ongoing

連携:OKUTAMA ART FESTIVAL 2022

協力:みたけレースラフティングクラブ・ぼちぼちアドベンチャーすその・玉堂美術館・小澤酒造株式会社

広報協力:株式会社西の風新聞社

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写真は下見中に柴田さんが撮影してくれました。

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