見出し画像

認知症 第46話(爆音テレビ)

とにかくテレビの音量が大きく外にまで聞こえるほどうるさい。
相撲の「はっけよ~い のこったのこった!」や時代劇の戦って斬られる時「あぁ~っ、うぅ~っ」等、誰かが外でうめき声をあげているのかと思うほどである。
普通は15程度の音量値で聞こえるテレビだが、40程度で聞いている。それ以上音量をあげても大きくならないレベル。苦痛に耐えられないため以下の対策を試みたが完敗に終わった。
対策1:イヤフォンを準備。
    → 一度使っただけで終わり。

対策2:テレビに字幕を出す様にした。
    → 字幕は出ていても音量は変わらない。

対策3:ミライスピーカーの設置
    → テレビのボリューム音の数値を40にしないと気が済まないらしく効果なし。またテレビのボリュームの他にミライスピーカー本体のボリュームがあるため、認知機能が衰えた人には混乱を招く結果となり、お蔵入りとなった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?