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子どもと一緒に楽しみたい!おすすめ絵本

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子育てがきっかけで絵本が大好きになった私。子どもと過ごす時間の中で特に印象的だった絵本を紹介しています。
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1冊の絵本をきっかけに大阪へ。こども本の森中之島に行ってきました。(2024/9/30)

先日、子どもたちと大阪・京都へ2泊3日の旅行をしてきました。 なぜ、大阪を目的地にしたかというと、夫が以前、大阪出張のお土産で買ってきてくれた絵本『いたずらのすきなけんちくか』で出てくる図書館に行ってみたかったからです。 建築家の安藤忠雄さんが原作者のこちらの絵本。 おとうさんと一緒に本の森にやってきた子どもたち、図書館の中にある不思議な小道を探検しているうちに黒い服のおじさん(=安藤さん)に会い、どうやって使うのかがわからない不思議な”くうかん(空間)”をどうして作っ

夏の三世代旅行2024@湯布院、福岡③ 機内のハプニングもまた思い出に

2泊3日の湯布院・福岡のたび、2日目の午後からはこんな行程になりました。今回は福岡での予定は太宰府行きたい、屋台行ってみよっか、くらいしか決めず、ゆったりモードで出発。 下の子がお昼寝をしたので、その間夫に見てもらい、上の子と一緒に街の散策ができました。年中さんにもなると、歩ける距離も増えるしおしゃべりもいっちょ前だし、一緒に散策するのがとっても楽しくなってきました。 大宰府天満宮では、写真でよく見かけるスタバを発見!なかなかの込み具合だったので、入るのは断念。 てくて

園選びは楽しんでる先生がいることが一番大切じゃないかと思った話 / 夏祭りに行ったら読みたい絵本

見出し画像は海辺で行われた盆踊りに参加した時のもの。 老若男女、日本人も外国人も、盆踊りが踊り慣れてる人も初めてな人も、波の音を聞きながら夕焼け後のマジックアワーを踊りながら楽しむというなんともスペシャルなイベントでした。 この盆踊り、幼稚園のママ友に誘われて出かけたら、幼稚園の他のお友だちにもばったり遭遇して、そのままみんなで一緒に夜ご飯を食べに行くなんてこともとっても楽しかった! 子どももいつもより少し夜更かしして、一緒に夜のお出かけが楽しめるっていうのも夏の楽しみ

すいかと一緒に楽しみたい!すいかがテーマのおすすめ絵本

夏と言えばスイカ! スイカって、陽気なカラーリング(さすがアフリカ原産)なところとか、食べるときにイベント感があるところが夏っぽくて、暑いときに食べたくなる果物です。 今回はスイカと一緒に楽しみたいスイカの絵本を紹介したいと思います。 すいか! 「す」「い」「か」で始まる言葉遊びの繰り返しが楽しい絵本。リズミカルな文章で、読んでいてもワクワクしてきます。 石津ちひろさんって、声に出して読むのがとっても楽しいのです。シリーズ作の『おもち!』『おいも!』もおすすめ。季節

\ パリオリンピック開幕直前 / 絵本で楽しむフランス

今週末にはパリオリンピックが始まりますね! 何か特別に楽しみにしている競技があるわけではないのですが、普段は見ないスポーツを観戦するのも、パリの街並みをテレビで見るのもとっても楽しみ。 今回はフランスの雰囲気を感じられる素敵な絵本を紹介したいと思います。 げんきなマドレーヌ まずは、私が一番好きな絵本かもしれないこの作品。 初めて読んだ時は、最後のオチがよくわからなかったのですが、何度か読んでいると、あぁ!と。わかった瞬間、この女の子たちがとってもかわいくて愛しくて。そ

子どもと雨降り散歩をもっと楽しめる!おすすめの絵本5選

今日は私が住んでいる地域では土砂降りの雨。我が家は車を持っていないので、そんな日は歩いて上の子の幼稚園まで登園しています。 「自転車でさくっと送迎できないし、大変だな~」と少し憂鬱な天気なのですが、子どもたちにとっては「わーい!雨降り散歩だー!!」と楽しみな時間だったようです。 園まで、子どもの足で片道約20分強。子どもと一緒に歩いていると、子ども目線でいろんなことを観察できてこれもなかなか楽しい!絵本に出てきたフレーズを思わず口ずさんで盛り上がったり。一緒に読み聞かせを

鉄道博物館に行ってから読んだ絵本たち。電車大好きな子におすすめの絵本

先日、電車大好きな子どもたちと大宮の鉄道博物館へ行ってきました。到着するまでは「抱っこ!抱っこ!」と歩く気ゼロ(笑)だった下の子も、電車を見ると大興奮!終始走り回っていました。帰りは、はやぶさ柄のお兄さんパンツをゲット!トイトレを始めるきっかけにもなりました。 帰宅後、何冊か電車をテーマにした絵本を読んだのでご紹介します。作者で選んだわけではないのですが、偶然3冊とも岡本雄司さんの絵本でした。 細部まで描かれた電車や風景が木版画の技法と知って驚きました。技法を知ってまた絵

【金曜日の絵本棚】ツバメってどこから飛んできてるか知ってる?大人の学び直しにも効く『ツバメのたび』

鎌倉駅では、一つの改札が通り抜けできなくなっています。 その理由は、ツバメが子育てをしているから! ツバメのふんが落下してくる恐れがあるので、巣の真下の改札を使用中止としているのです。 東京新聞の記事にもなっていました。 観光の方などでにぎわう鎌倉駅ですが、上を向いて巣の様子を眺めている人もいます。利用者が多い鎌倉駅ですが、ツバメの子育てを応援している雰囲気が、のどかで良いなぁと感じています。 春先から初夏にかけて、街の中でツバメが子育てをしている場面によく出会います。

子どもの夢中に付き合ってみたら思いがけない出会いがあった話 -虫が苦手なママでも楽しめる絵本-

自分の子どもに、虫好きにだけは育ってほしくない、と密かに願っていました。 私は大の虫嫌い。 東北の田舎育ちで、小さなころはおばあちゃんに作ってもらったイナゴの佃煮が大好物だったし、トンボやバッタを捕まえるのも大好きでした。オタマジャクシを手の上に乗せるのも平気だったし、学校の帰り道にネズミをつかまえて帰って、こっそり飼おうとして怒られたこともあります(今ならギョッとしていた大人たちの気持ちがよくわかる笑)。 それが、いつの間にやら虫が苦手になって、家の中に小さな虫がいる