里山わびすけ

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  • 2023年6月の豪雨被害

    2023年6月2日豪雨でわびすけも土砂崩れなど被害が発生しました。今後の取り組みを発信します。

最近の記事

里山わびすけ 森林整備④

坂田まさこ先生 昨年、京都大宮交通公園の土中環境ワークショップに誘われて参加して、 講師をされていた坂田まさこ先生に出会いました。 坂田先生は生物多様性のスペシャリストで、 生物多様性の観点から森づくりを実践指導してくださる方です。 ご自身も高尾山にフィールドを持ち、長年その場所を守ってきた方。 全国の森をとびまわり、国際会議にも出席し、幅広い視野で教えてくれます。 大宮交通公園 大宮交通公園は、日本で唯一、市民の手で土中環境の改善など行っている公園だそうで、 公園のコ

    • 里山わびすけ 森林整備編③

      同様に、森林ボランティアさんと作った階段。 これも、山全体から判断すると、 場所の設定だったり、作り方だったりを 考えないといけなかったのかもしれないと思いました。 そのときは、それ以外に選択肢がなかったんですが、、 一緒にやってくれた方々には申し訳なかったと思います。 4月に生物多様性のスペシャリストの坂田マサ子先生をお招きしたとき、 この階段について「大雨ふったら大変なことになるかも」 と言われたのですが、実際にそうなってしまいました。 じゃあどうすればよかったのー涙

      • 里山わびすけ 森林整備編②

        みなさま、この写真を見て、違和感感じませんか? わたしは地上20メートルくらいありそうな杉なのに、 なんでこんなに根っこが短いの? 根っこが張って、土を留めてくれているのではないの?? 学校でそう習ったような気がするんだけど~ と素朴な疑問を感じました。 坂田先生(あとで紹介します)に聞いたところ、 「挿し木は直根が生えないからね~」と 常識のように教えてくれましたが、私は初めて知りました。 戦後の植林政策で大量に植えられた杉・ヒノキは、 「挿し木」で植林されており、

        • 里山わびすけ 森林整備編①

          以前から,わびすけの歩みをnoteに書き留めておこうと考えてはいましたが先送りにしてしまっていて, そうこうしてるうちに今回大変な土砂災害に見舞われ,この流れを書き留めておきたいので,その件から書き始めます! 令和5年6月2日(金),台風2号と梅雨前線の接近によって,全国的に豪雨に見舞われました。わびすけでも一日中降り続けました。 翌土曜日,わびすけはどうなったのかなと恐る恐る見に行くと こんなふうになっていました①の写真のほうは,10年近く前にも豪雨に見舞われた際,同様

        里山わびすけ 森林整備④

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