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アメリカ人に伝える時の単位:ヤード・ポンド法への対応

アメリカの方をガイドする時は、スピード、重さ、標高、温度、全て、アメリカの単位に置き換えて伝えないといけません。

明日の気温は?

富士山の標高は?

鎌倉大仏の大きさは?

新幹線の時速は?

フィートやポンド、マイルに置き換えるのはちょっとした訓練が必要です。

<高さ>

1メートル=3.3フィート

富士山の高さは、12,000フィート。ざっくり3倍ちょっとと覚えればいいですね。

奈良の大仏は60フィート、鎌倉の大仏は44フィートということに。

<重さ>

1ポンドは約500g (0.5kg)なので、1kg=2ポンド。約2倍なので覚えやすいです。

1 ton (トン) = 2000 pounds (ポンド) = 907.18 kg

同じ1tでも、アメリカのトンの方が重いのですね。

ちなみに、お料理の時に使われる1カップは日本では200ccですが、アメリカでは236cc。アメリカのレシピを使うときは気をつけないとちょっと多くなってしまいます。

<温度>

Fahrenheit 9/11というテロの映画がありましたが、アメリカで使われる単位は、華氏 Fahrenheit。華氏の感覚としては、水が凍る温度が32度。(摂氏32度=華氏0度)。1.8倍して32を足します。

℃×1.8+32

10℃ = 50°F

15℃ = 59°F

20℃ = 68°F

25℃ = 77°F

30℃ = 86°F

35℃ = 95°F


なかなかこれができない。さっとアメリカの単位で伝えられるガイドさんはさすがだなあと思います。

なれないうちはノートに換算表をメモしておくと便利です。

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