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エチオピア渡航記DAY3

【2022年 3月12日】

4:00頃起床。
昨日の熱っぽさはなくなっていた。
もう時差ボケは開き直って、めちゃ早く寝てめちゃ早く起きる人になれば良いんだという考えに。

朝から日記を書く。発信は得意ではないし時間かかるけど、意味があるからと思い出来るだけ詳細に書いた。

7:00頃からは、これからのさとやまコーヒーについて考えを巡らせる。昨日のミーティングを経て、「俺が何かを伝えるより、生産側が伝えたいことを伝えたい」と思うようになった。これはすごく大きな変化だった。

そうこうしてると、お腹が空いたので朝ごはんに昨日の残りのパンを食べた。朝食後のマラリアの予防薬も忘れずに。

昨日、ミーティング終わりに「エチオピアの歴史とか知りたい」と伝えたら、Unity Parkという場所に連れて行ってもらうことに。
迎えにきてくれて10:00ころにゲストハウスを出発。

本当は10分くらいで着く場所なのに、1時間弱かかった。大きな道路が閉鎖されていたらしい。渋滞はすごいし迂回もめちゃくちゃした。

でもお陰で色んな街並みを見ることができた。古くてボロい住宅街もあれば、大きいビルが立ち並ぶオフィス街もあった。

1番強く感じたのは「開発が物凄いスピードで進んでいる」ということだった。
どこを走っても大きな建物が半壊の状態で立ち尽くしているように見えたけれど、実際は「建設途中だよ」とのこと。
5年後にはこのボロい住宅街もビル街になっているのか、と想像した。

意外にも僕はこの想像に寂しさは抱かなかった。いつも僕は「景色が変わることは、地域に流れる文脈が途切れてしまう」などと感じたりするのだけれど、今回はそんなことなかった。

多分僕は、このアディスアベバという地を「ビジネスや生活のために人々が集まる場所」という風に自然と認識していたんだと思った。だからむしろ開発されていく方が自然に感じたんだと思う。

Unity Parkでは、エチオピアの植生や文化についての展示があったり、現代エチオピアを創った7人のリーダーについての説明があったりした。
あとUnity Park内には首相が住んでいる。

16:00頃に帰宅。
身の回りの整理をした。あと何日洗濯せずにいられるのかは重要な問題だった。

色んな人に返信を返した。
ある人生の先輩に「かつきくんの投稿で自分が初めて旅に出たことを思い出してキュンキュンしてる」と旅の経験を共有してもらった。

なるほど昔は携帯すらないんだ。3年前、深夜特急で読んだ世界だ。と再びワクワクモードに。

そして街に繰り出した。
今まで行ったことのない方向に歩いた。
小屋を立ててミシンで布を縫ってる人がいた。珍しい。この辺ではコーヒーか生活必需品か食べ物を売っている人ばかりなのに。

話し掛けたけれど、英語も通じず、特にリアクションもないのでその場を去った。

結局、気になったレストランに入った。インジェラはもうきついので、他のものを食べたかった。
謎にすごく辛いハンバーガーを食べた。美味しくてすごく元気になった。美味しさは正義なんだ、と思った。

お店の人が話しかけてくれた。
「俺のボスは中国人だよ!」
そんなこと俺に言われても困る。と思いながら
「仕事好き?」って聞いたら「うん。」って言ってた。

お腹いっぱいになって、買い物に行った。
虫除けを探した。
そろそろコーヒー農園視察。アディス(首都)は2400mくらいだから、あんまり蚊はいないけど、農園はもう少し低いし農村なので虫除けが必要だと思った。

無事虫除けを手に入れて帰宅。早めのシャワーを浴びた。
水はほぼ出ないのですごく時間がかかった。

夕方から夜までは、さとやまコーヒーの作業を進める。資料作ったり。

21:30くらいにひと段落。
土曜日の夜はアディスではみんな飲みに出かけると聞いていたので、最後の力を振り絞ってバーに向かった。ビール2本で酔っぱらい、眠気もすごかったので22:30くらいには帰宅。すぐ爆睡した。

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