動画 倒置 初級編
英文には情報構造がある。情報は以下のように流れる。
旧いものから新しいものへ〔旧→新〕
短いものから長いものへ 〔短→長〕
軽いものから重いものへ 〔軽→重〕
英文も、上の流れに従って時に語順が変わる。以下のようにである。
1) A house stands on the hill.〔SVM〕
この英文は、A houseはAがついていて新出単語を表し、新情報となる。そしてon the hillのところがtheがついていて既出単語を表し、旧情報となる。すると情報の構造に反するので、好ましくない。この場合には、語順を以下のように変えるのである。
1) On the hill stands a house.〔MVS〕
さらに、次の英文もそうである。
2) People who have more than one pet are happy.〔SVC〕
この英文では、主語がPeople who have more than one petと長い。しかし補語がhappyと短い。すると情報構造に反するので、好まれない。このような文は以下のように変わる。
2) Happy are people who have more than one pet.〔CVS〕
こうすれば、短いものから長いものへと英文が流れており、情報構造に合致するのである。
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